「カーリースはおすすめしない」と言われる理由とは?デメリットや対策方法を紹介!

カーリース リース デメリット メリット 

定額の月額料金を支払うだけで新車に乗れるカーリース。最近流行りのサブスクリプションサービスの影響もあり、利用者が増えています。
しかし、中には、カーリースはおすすめしないという人がいるのも事実です。では、なぜカーリースがおすすめ出来ないと言われるのでしょうか。

今回は、カーリースがおすすめ出来ない理由やデメリットを解説。また、その対策も紹介します。

「カーリースはおすすめしない」といわれる理由

カーリースはおすすめしないと言われる理由には「中途解約が出来ない」、「走行距離に上限がある」、「改造が出来ない」などが考えられます。
レンタカーの場合は短期間で借りるため、「改造が出来ない」ぐらいの制限ですが、長期間で借りるカーリースは制限される事がレンタカーよりも多く、抵抗感を持っている人もいるようです。

そのため、余計な気を使わずに自由に乗りたいという人には、カーリースではなく、購入がおすすめです。

カーリースのデメリット

では、カーリースのデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

主に考えられるカーリースのデメリットは以下の7つです。

中途解約できない

カーリースは基本的に中途解約が出来ません。また、契約中のプラン変更なども不可になっています。

但し、下記のような理由がある場合、特例として中途解約が許されます。

  • 契約者が死亡、もしくは病気や怪我などで長期入院した時
  • 契約者が海外へ移住、もしくは長期滞在することになった時
  • 契約車両が事故で廃車になり、使用不能になった時

これらのような理由がある場合は中途解約が出来ますが、その時には違約金が発生するため注意が必要です。しかし、違約金を負担してくれる車両保険(任意保険)もありますので、心配な方は加入しておきましょう。

総支払額が高くなってしまう

カーリースは契約満了時に車の残価を支払うシステムがあり、これを「残価設定方式」または「オープンエンド方式」と言います。

これは、契約満了後にその車がどれぐらいの価値があるかをあらかじめ残価として設定するシステムですが、契約満了時の市場価格の変動により、支払う残価が高くなる可能性があるのです。

また、万が一事故を起こして車を損傷させたり廃車にしたりすると、多額の違約金が発生することもあります。

このようなことから、カーリースは購入するよりも割高になるというイメージがあるようです。しかし、車を購入し、事故で損傷させたり廃車になると、それなりに出費が発生しますので、一概にカーリースをおすすめしない理由にはならないでしょう。

走行距離に制限がある

ほとんどのカーリース会社では、リース車の走行距離に上限を設けています。これは、契約満了時の残価をなるべく高くするための措置で、カーリース会社で違いはあるものの、概ね1ヶ月1,000㎞〜1,500㎞にしている事が多いようです。

この上限距離を越えると、超過料金を支払う事があるため注意が必要です。ちなみに、超過料金はカーリース会社により変わりますが、概ね1㎞あたり3〜15円に設定されています。

また、カーリース会社では走行距離に上限を設けないプランを用意しているところもありますので、走行距離を気にせず自由に乗りたい人はチェックしてみて下さい。

返却時の状態によって追加料金が発生する

カーリースは基本的に原状回復で返却しなければいけません。そのため、契約中に車を傷つけたり改造した状態で返却すると規約違反となり、違約金を請求される事があります。

カーリースは長期契約になるため、契約中に事故やトラブルで車を損傷を与える事例も少なくありません。そういうことから、カーリースは追加料金が多く発生するイメージがあるようです。

しかし、カーリースには、車両保険(任意保険)への加入や、車の原状回復費用を負担してくれるプランを用意しているカーリース会社もあるので、運転に自信がないという人は加入する事をおすすめします。

車を所有できない

カーリースは長期間にわたり車を借りるため、ついマイカー感覚で乗ってしまう人もいるでしょう。しかし、当然ながら、「リース」ですから、契約満了後には車を返却しなくてはいけません。

車に装備されている車検証には、使用者欄には契約者の氏名が記載されていますが、所有者の欄にはカーリース会社の名義になっているはずです。このことからも所有者は自分じゃない事が認識出来ます。

そのため、「同じように毎月支払うならば、ローン購入の方が良いのでは?」という人もいます。しかし、カーリースには契約満了後に車をもらえたり買い取れたり出来るプランもありますので、気になる人はチェックしてみましょう。

車をカスタマイズできない

カーリースはリース会社から車を借りているため、自分勝手にカスタマイズ(改造)することは出来ません。レンタカーの場合は短気での利用のため、カスタマイズすることはほとんどないでしょうが、カーリースは返却までの期間が長いためか、内装を変えたりホイールを履き替えたりする人がいるようです。

もちろん、契約満了時に原状回復で返却すれば問題ないのですが、それが出来ないぐらいカスタマイズしてしまうと、返却時に違約金を支払う事になりかねません。

いずれにしても、カスタマイズした車は車検にも通らない場合もあるため、カーリース利用時のカスタマイズはしないほうがいいでしょう。

どうしてもカスタマイズしたい人は、原状回復しなくてもいいプランや車をもらえるプランの加入をおすすめします。

事故などの際の修理費が自己負担になる

カーリースは車の修理費が自己負担だから、おすすめしないという人もいるようです。

しかし、車を利用していれば、マイカーもカーリースも事故のリスクは同じ。その時は修理費も同じようにかかります。

そのため、修理費が自己負担になるからといって、カーリースはおすすめしないという理由にはならないでしょう。

それよりも、安全運転を心がける事を意識した方が良さそうです。

 

カーリースのデメリットへの対策方法

カーリースをおすすめしない人はどうしてもデメリットばかりに注目しがちですが、うまく対策することで、カーリースもメリットのあるサービスになります。

カーリースのデメリットへの対策には下記の7つがあります。

契約期間は慎重に設定する

カーリースはレンタカーと違い、長期間の契約になります。そのため、契約期間は慎重に設定するようにしましょう。

例えば、個人事業主が3年契約をしたけどもっと利用したいという場合、再契約すればいいのですが、7年契約したにも関わらず廃業したため、5年で返却しなければいけない場合、違約金を支払うことになります。

加えて、オープンエンド方式のような残価設定をしている場合、残価も一括払いしなければいけません。

このようなことにならないように、自分の利用目的やライフスタイルなどを考慮し、無駄な費用が発生しない対策が必要です。

余裕をもった走行距離を設定する

カーリースには1ヶ月の走行距離が決められています。カーリース会社にもよりますが、概ね1,000㎞〜1,500㎞に設定されていることが多いようです。

ほどんどの利用者はこの距離を越えることはないそうですが、中には毎日50㎞以上走行する人もいるかもしれません。

カーリース会社の上限を超えそうなら、走行距離に上限がないプランに加入する事も検討しましょう。

頭金、ボーナス払いの有無を確認する

基本的に毎月の定額料金で利用出来るカーリースですが、中にはボーナス払いや契約時に頭金を支払うカーリース会社もあります。

カーローンで購入する場合、頭金やボーナス払いは必須ですが、カーリースは月々定額で支払う方法しかないと思っている人がいるかもしれません。

よく確認せず契約して、後からボーナス払いや頭金を請求されたという事にならないように、契約書は十分確認する必要があります。

契約満了時の残価精算をクローズドエンド方式で契約する

カーリースの契約満了後に車の残価精算をどうするかも、契約前に決めておく必要があります。

カーリースのプランは主に下記の2つ。

  • オープンエンド方式:残価を設定し、契約満了後に残価を支払う。
  • クローズドエンド方式:残価は設定せず、契約満了後の残価の支払いも不要。

オープンエンド方式は、契約満了時の市場価格の変化で残価が変わってくるため、場合によっては残価精算が高額になる事も考えられます。

契約満了時に残価を支払いたくない場合は、クローズドエンド方式を選択しましょう。

契約満了時の選択肢を確認しておく

カーリースの契約満了時に対する選択肢は主に下記の3つ。

  • 契約満了後に車を返却して終了
  • 再契約して同じ車に乗り続ける
  • 再契約して違う車に乗り換える

これ以外にオプションとして、契約満了後に残価を支払い車を買い取ったり、車をもらったり出来るプランを用意しているカーリース会社もあるため、自分に合ったプランをあらかじめ決めておきましょう。

任意保険の加入をしておく

カーリースを利用中、万が一事故を起こして車に大きな損傷を与えると、修理費の自己負担や多額の違約金の支払いが発生します。また、全損になると、強制解約させられるのが一般的です。

このような事態に備えるため、車両保険(任意保険)への加入を検討しましょう。車両保険に加入していれば、これらの事態になっても全額補償してくれるため安心してカーリースを利用出来ます。

契約満了時に車をもらえるカーリースのプランを選ぶ

カーリースの基本は、契約中に「車を借りる」という事です。その中で、「契約満了時に車がもらえる」というプランが用意されているカーリース会社もあります。

  • お気に入りの契約車に乗り続けたい
  • 契約車を改造して乗りたい
  • 走行距離に制限なく乗りたい

上記のような人には、リース後に車がもらえるプランを選択する方が良いでしょう。

 

カーリースを利用するのにおすすめな人

カーリースがおすすめな人は以下の4つに該当する人です。

初期費用を抑え新車に乗りたい人

カーリースが購入するのと違うのは、初期費用がかからないという事でしょう。そのため、初期費用を抑えて新車に乗りたい人にはメリットのあるサービスと言えます。

新車をローンで購入する場合、初期費用として頭金や自動車税、リサイクル料金など、まとまった費用が必要です。また、一括で購入すると数百万円の資金を用意しなくてはいけません。

一方、カーリースの場合は、頭金いらずの月々定額払いがほとんどです。しかも、税金や諸費用も料金に含まれているため、出費を最小限に抑えることが可能。また、新車購入と同じように、装備やボディーカラーも選べるため、新車を購入する感覚で利用出来ます。

カーリース”JOBBY”では、新車・新古車・中古車問わずリース契約が可能です。

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税金や車検など突然の出費をなくしたい人

車に関する突然の出費を避けた人には、カーリースがおすすめです。

車を購入すると、毎年支払う自動車税や2年に1回やってくる車検(新車の1回目は3年後)、加えてオイル交換などのメンテナンス費用など、このような出費は忘れた頃にやってきます。

しかし、カーリースなら、これら突然の出費に慌てる事がありません。月額料金には車両本体価格以外に、税金などの諸経費もコミコミ。さらに、車検やメンテナンスフリーのプランに加入すると、全て月額料金で支払えるため、家計管理もしやすいでしょう。

カーリース”JOBBY”では、お客様のご希望にあわせてリースプランをご提案させていただきます。

JOBBYのサービスについて

さまざまな車に乗り換えたい人

飽きっぽい性格だから、定期的に様々な車を乗りたいという人もいるかもしれません。そんな人にはカーリースがおすすめ。

カーリースなら、1年単位での契約も可能で、自分に合った契約年数を選ぶことが出来ます。

また、人のライフスタイルは年々変化するものです。契約時は独身でも、結婚や出産、高齢になった両親の病院や施設への送迎など、想定外の生活に変化する事も考えられるため、そんな人にもカーリースはおすすめです。

ライフスタイルにあわせて車種相談ができることもカーリース”JOBBY”の魅力の一つです。

詳細はこちらから

法人や個人事業主で経理処理を簡単にしたい人

法人や個人事業主がカーリースを利用するメリットの中に、経理処理が楽になるという事があげられます。
法人が車を購入する場合、複数台を購入する事が多いため、初期費用が多額になってしまいます。また、個人事業主も、まとまった初期費用は事業をしていく上で、大きな負担になります。

しかし、カーリースなら月額料金だけの支払いで済む事がほとんどなので、まとまった資金を用意する必要もありません。

また、経理上の管理も月額料金そのまま経費にすることが可能で、車検やメンテナンス費用を含むプランに加入すれば、その分も一括で資金管理が出来るため、経理処理も楽だと言えるでしょう。

カーリース”JOBBY”では、仕事用で人気の車種をメインで取り扱っております。

仕事から車を探す

自分に合ったカーリースを選んで快適に車に乗ろう

カーリースにはメリットもあればデメリットもあります。
しかし、自分のライフスタイルに合った車の利用方法を考え利用する事で、カーリースのデメリットもそこまで気にする事はないでしょう。

そのためには、契約時に自分に合ったプランを選ぶ事と、契約内容をよく確認する事が重要です。
自分に合ったプランを利用する事で、楽しく快適なカーライフを送る事が出来ます。

その他ご不明点やご相談もお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

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Q&A よくある質問

リース(ローン)契約中の解約は出来ますか?

下記2パターンにて中途解約が可能です。

【契約解約後…お客様買取希望の場合】
[月額リース料×残月数]+[残価(リース時)]+[事務手数料]-[未経過費用]で買取が可能です。

【契約解約後…手放し・返却の場合】
[月額リース料×残月数]+[残価(リース時)]+[事務手数料]-[未経過費用][現状車両査定価格]で手放し・返却が可能です。

他の販売店で見つけた車両でもリース(ローン)組むことは出来ますか?

当社と販売店での取引(仕入)が可能であれば、対応可能です。

中古車の場合は車両トラブルは付き物です。

リース(ローン)契約後もご安心して愛車と向き合える様、当社(JOBBY)はお客様のご贔屓にしている販売店の活用をお勧め致します。

事業用(緑ナンバー)のトラックもリース(ローン)契約可能ですか?

取扱可能です。

※ローン会社によっては、取扱条件として自家用(白ナンバー)のみの場合もございます。

またリース(ローン)契約中に自家用(白ナンバー)から営業用(緑ナンバー)への切り替えも可能です。

どんなオプションでも対応出来ますか?

単純明快に回答すると

車検に受かる範囲内の架装であれば対応可能です。

※架装代も納車前であればリースやローンに組み込む事も可能です。
※車検に受からないオプションはお受け出来ませんので、ご了承下さい。

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