カーリースはデメリットしかない?そう言われる理由やメリットも紹介!

カーリース メリット デメリット

月々定額で新車が利用出来るカーリース。しかも税金や諸費用までも月額料金に含まれているところが多いため、「こんなにお得なクルマの乗り方はないでしょ!」と思われがちですが、世間では「カーリース使ってもメリットなんてないよ」という人もいます。

では、どうしてカーリースはデメリットしかないと言われるのでしょうか。今回は、カーリースにはどんなデメリットがあるのかを紹介します。

カーリースはデメリットしかない?

カーリースはあくまでも「リース」なので、リース会社から「クルマを借りる」という事です。
そのため、ある程度の縛りがあるのも事実。
購入派からは、「長い期間リースするぐらいなら、購入した方が絶対得だ」などの声も聞かれます。

しかし、カーリースはデメリットだらけというのは間違いです。また、そのデメリットも全てのリース会社に当てはまるかというと、そうではありません。

以下では、カーリースがデメリットしかないと言われる理由を深掘りしていきます。

「デメリットしかない」と言われる理由とは

カーリースのデメリットしかないと言われている主な理由の6つを順に解説していきます。
しかし、カーリース会社によっては、オプションやプランの変更でこれらのデメリットを回避する事も可能です。

契約満了時に車の返却が必要

カーリースは、契約期間が満了したらクルマを返却するのが基本です。
レンタカーと違い、カーリースは長期間の契約で新車を借りるため、その分愛着が湧いてきます。自分の所有車ではない事は分かってはいるものの、どこか寂しいものです。

そんな観点から、「そんなに長期間借りるぐらいなら、いっその事購入する方がいいんじゃないか?」と考える人もいるでしょう。
また、月々定額とはいえ、何年も支払っているにも関わらず、結局は自分のクルマにならないというのは、何だか損した気分になると感じる人もいるかもしれません。

ローン購入なら、返済が終われば自分の所有車として乗る事が出来るため、カーリースに比べればローン購入の方が良い!という意見もあります。

走行距離に制限がある

カーリースでは、契約満了時のクルマ市場価値に合わせて残価を設定するため、1ヶ月もしくは1年区切りで走行距離に上限を設けています。理由は、上限の距離以上走られるとクルマが劣化し、価値が下がってしまうからです。
カーリース会社によって走行距離の上限は変わりますが、概ね1ヶ月で1,000㎞〜1,500㎞、1年なら10,000㎞〜60,000㎞程度にしています。

個人の1年間の走行距離は平均10,000㎞程度と言われているため、大体の人はあまり走行距離を気にする必要はないでしょう。
しかし、法人で借りる場合は、1日の走行距離が50㎞を超える事もあるため、なるべく走行距離の上限が長いカーリース会社を選ぶ事をおすすめします。

また、走行距離に上限を設けていないプランを用意しているカーリース会社もあるため、走行距離を気にせず走りたいという人は、このようなプランを選択するのもいいでしょう。

原状回復しなくてはならない

カーリースはレンタカーと同じように、原状回復でクルマを返却しなくてはいけません。カーリースは長期間クルマを借りるため、カーナビを付けたりホイールを変えたりと、ちょっとした改造をする人もいるようです。
クルマを返却する時に完全に元の状態に戻せるならいいですが、例えば内装やボディを加工したりすると原状回復するのは難しいため、やめた方がいいでしょう。

また、契約中に事故を起こした場合も、修理すれば原状回復出来る事もありますが、クルマの修理費用がかかる他、修正具合によっては違約金が発生する事もあるため注意が必要です。
但し、任意保険に加入すれば、修理費用や原状回復費用を負担してくれるので、心配な人は加入を検討しましょう。

契約満了時に残価精算が発生する

カーリースには残価設定という仕組みがあります。これは、クルマを返却する時点の市場価値を予想してクルマの残価を決める事で、カーリースは、車両本体価格からこの残価を引いた額を月々の利用料金に振り分けています。
カーリースでは、契約満了時に返却したクルマを査定します。その査定額が残価相当ならそのまま返却して終了ですが、査定額が残価を下回る場合は、その差額を支払わなければいけません。これを残価精算と言います。

クルマの状態によっては高額な残価精算になる事もあるため、トータルで考えると購入する方が得だと思われるかもしれません。

しかしこの残価精算は、「オープンエンド方式」というシステムで契約した場合のみ発生します。カーリースにはこの他に「クローズエンド方式」という残価精算が無いシステムもあるため、契約満了時にまとまった残価を支払いたくない人は、このクローズエンド方式を選択する方がいいでしょう。但し、クローズエンド方式はオープンエンド方式よりも月々の料金が割高になる事があるため、契約時によく確認する必要があります。

月額料金以外に費用がかかる場合がある

残価精算が必要なオープンエンド方式で契約する場合、残価を高く設定する人がいます。残価を高く設定すると、月々の料金を安く抑える事が出来ますが、契約満了時の残価精算が高額になる可能性があり、予想外の出費になるかもしれません。

また、1ヶ月(または年間)の上限走行距離を超えた時や、クルマを改造した状態で返却した時には、規約違反として違約金を請求される事もあるため、月額料金以外の出費が発生する事があります。

加えて、一部のリース会社では頭金が必要だったり、年1、2回のボーナス払いが必要だったりするため、「こんなはずじゃなかった・・・」と後悔しないように契約時には契約書をよく確認しましょう。

中途解約できない

カーリースはリース会社が契約者に代わってクルマを購入し、契約期間を決めた上で月額料金を設定しています。その仕組み上、基本的に中途解約が出来ません。
レンタカーは短期間の契約なので計画が立てやすいですが、長期間クルマを借りるリースの場合、契約中に生活環境が変化し、クルマが必要無くなる事も考えられます。

そのため、「中途解約が出来ないカーリースは不便」、「中途解約が無理なら残価設定ローンで購入したのと変わらない」という人もいるでしょう。
但し、「契約車両が事故で全損した」、「契約者が亡くなった」など、中途解約が可能な場合もあります。

カーリースの本当のデメリット

ここまで解説してきたカーリースのデメリットは、リース会社によってはプランの変更する事で対応出来る場合もあります。

但し、下記の2つは、どのカーリースでも共通するデメリットです。

事故で車を破損した場合、修理費用を負担しなければならない

カーリースを利用中、万が一事故や運転ミスでクルマを破損させたり傷を付けた場合、修理した上で返却する必要があります。なぜなら、カーリースは原状回復で返却が規約で決められているからです。
そして、原状回復するための修理費用は契約者が全額負担になりますこの修理費用はリースの月額料金に含まれないため注意が必要です。

但し、任意保険に加入すれば、修理費用や違約金の負担をしてくれるので、安心してカーリースを利用したい人は加入をおすすめします。任意保険は自分で別途加入したり、リース会社で契約する事も可能です。

審査に通らなければならない

カーリースは月々定額で新車が乗れるお得なサービスではありますが、それ以前に、カーリースを利用するには事前審査に通らなくてはいけません。
事前審査では、個人なら職業や収入、債務状況など、法人なら経営状況や債務状況、設立年数等と言われていますが、リース会社によって基準は変わります。

しかし、カーリースはクルマを借りる前提で審査を受けるため、お金の貸し付け前提のカーローン審査よりもハードルは低いと言えるでしょう。

カーリースのメリット

これまでカーリースのデメリットを紹介してきましたが、ここではカーリースのメリットを紹介しましょう。
カーリースのメリットは主に以下の4つがあります。

毎月定額のため費用が明確になる

カーリース最大のメリットであり特徴でもあるのが、毎月定額で利用出来るということ。
クルマを購入すると車両本体価格以外に税金や保険、登録費用などの費用を準備する必要があります。また、定期的なメンテナンスや突然の故障等で支払う費用がトータルいくらかかるのか予想がつかないものです。

一方、カーリースなら、車両本体価格の他、自動車税や重量税、自賠責保険やリサイクル処理費用等の諸費用もコミコミです。また、車検やメンテナンスフリーのプランを付与すれば、これらもまとめて毎月定額で支払うため、家計管理もラクになります。

カーリース”JOBBY”では、お客様のご希望にあわせて最適なリースプランをご案内いたします。

JOBBYのサービスについて

頭金や初期費用の用意が不要

カーリースの殆どは、契約時に頭金や初期費用を準備する必要はありません。
クルマを購入する場合、一括なら車両本体価格、ローン購入なら頭金が最低限必要です。この他、税金や保険、諸費用を含めると、かなりまとまった費用を支払わなければいけません。そのため、クルマを購入したり買い替えたりすることに抵抗があるという人も多いでしょう。

その点カーリースなら、出ていくお金は毎月定額。あらかじめまとまったお金も必要ないため、思い立ったら直ぐに申し込みが出来ます。

車種やグレードが豊富で選べる

カーリースは新車購入と同じように、自分のお気に入りの車種を選んで契約する事が出来るのもメリットの一つです。
例えば、レンタカーやカーシェアの場合、必ずしも自分が乗りたい車種に乗れる訳ではありません。また、中古車を購入する場合、車種は選べても装備が自分好みではない場合もあるでしょう。

一方、カーリースなら、新車を購入する感覚で、自分のお気に入りの車種や装備を選ぶ事が出来ます。さらに普段は乗れない高級車や外車を選択する事も可能。あなたの理想通りのクルマが月々定額で乗れるのは、他にはない魅力です。

JOBBYでは、メーカー・車種・グレードごとの概算リース料をご掲載しております。

メーカーや形状から車を探す

申し込み手続きがスムーズ

普通、新車を購入する場合には、自分で何度か店舗まで足を運ぶ必要があります。ディーラーの担当者とのやり取りや納車までを考慮すると、数週間から1ヶ月程度かかる事もあります。

一方、最近のリース会社の殆どは公式サイトを運営しているため、ネット上での申し込みや審査がスムーズに行えます。さらに、納車までしてくれるリース会社もあり、至れり尽くせりです。
今の時代は、自宅にいながら新車を契約し、カーリースを利用する事が可能になりました。

カーリース”JOBBY”では、当社にお申込みをいれていただくだけで、一括審査が可能です。

【無料】審査申込み

カーリースの利用に向いている人

ここまで、カーリースのメリット・デメリットを解説してきましたが、それを踏まえてカーリースに向いている人をまとめました。

下記の4つに該当する人は、カーリースの利用を検討してもいいでしょう。

初期費用を抑えて手頃な料金で新車に乗りたい人

最近のクルマは、先進の安全装備やハイブリッドによる低燃費車が多いため、新車にはメリットが沢山あります。
その新車を購入するとなると、頭金や諸費用等のまとまった費用が必要ですが、カーリースなら、これらの初期費用は必要ないのが殆どです。

月々定額で新車に乗れるというのはカーリースの特権とも言えるでしょう。

大きな金額の支払いを抑えて、月々の支払いを安定させたい人

カーリースの月額料金には、「車両本体価格」、「自動車税や重量税」、「自賠責保険」、「リサイクル処理費用」、「新車登録費用」、「リース手数料」等が全て含まれています。
一方、ローンで新車を購入する場合、月々の返済額の他に、頭金の準備や年に数回のボーナス払い等、まとまった費用が必要です。

月々定額で安定した支払いのカーリースなら家計管理もしやすく、生活上での突然の出費にも慌てる事がありません。

手続きなど面倒なことを避けたい人

クルマを購入する時には自分でディーラーへ出向き、担当者と色々相談しながら話を進め、ローン審査や各種登録手続き、納車日の確認等、意外とやる事があるものです。

一方、カーリースの場合、これらの手続きの殆どがネット上で完結します。そのため、クルマは欲しいんだけど、出来るだけ面倒な手続きはしたくないという人にとって、カーリースは最適な選択になるでしょう。

短期間で車を乗り換えたい人

カーリースは3・5・7年と、数年単位で契約する事が多いですが、中には1年単位で契約出来るリース会社もあります。
そのため、短期間でいろんなクルマに乗り換えたい人には、カーリースが向いているかもしれません。

最初は国産車に乗って、2回目の契約では外車に乗る事もカーリースなら可能です。

 

その他よくあるご質問はこちら

よくあるご質問

自分に合ったカーリース会社を選ぼう

ここまでカーリースのメリットやデメリットを解説してきました。
カーリースのメリットは、「初期費用が必要ない」、「月々定額」、「家計管理がラク」等があり、デメリットは「原状回復で返却しないといけない」、「走行距離に制限がある」、「中途解約が出来ない」等がありました。

これらメリットとデメリットを踏まえて、カーリースを利用すれば、楽しいカーライフを送る事が出来ますよ。

その他ご不明点やご相談もお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

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Q&A よくある質問

リース(ローン)契約中の解約は出来ますか?

下記2パターンにて中途解約が可能です。

【契約解約後…お客様買取希望の場合】
[月額リース料×残月数]+[残価(リース時)]+[事務手数料]-[未経過費用]で買取が可能です。

【契約解約後…手放し・返却の場合】
[月額リース料×残月数]+[残価(リース時)]+[事務手数料]-[未経過費用][現状車両査定価格]で手放し・返却が可能です。

他の販売店で見つけた車両でもリース(ローン)組むことは出来ますか?

当社と販売店での取引(仕入)が可能であれば、対応可能です。

中古車の場合は車両トラブルは付き物です。

リース(ローン)契約後もご安心して愛車と向き合える様、当社(JOBBY)はお客様のご贔屓にしている販売店の活用をお勧め致します。

事業用(緑ナンバー)のトラックもリース(ローン)契約可能ですか?

取扱可能です。

※ローン会社によっては、取扱条件として自家用(白ナンバー)のみの場合もございます。

またリース(ローン)契約中に自家用(白ナンバー)から営業用(緑ナンバー)への切り替えも可能です。

どんなオプションでも対応出来ますか?

単純明快に回答すると

車検に受かる範囲内の架装であれば対応可能です。

※架装代も納車前であればリースやローンに組み込む事も可能です。
※車検に受からないオプションはお受け出来ませんので、ご了承下さい。

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