カーリースがやばい!と言われる本当の理由やメリットなどを解説!
最近利用者が増えているカーリースですが、ネット上では「カーリースはやばい」という口コミも散見されます。そのため、カーリースの利用を躊躇している人もいるのではないでしょうか。
しかし、カーリースのサービス内容を正しく理解すれば、購入するよりもお得に新車に乗ることが出来ます。
そこで本記事では、カーリースがやばいといわれる理由やカーリース選びで失敗しないポイントを紹介し、合わせてカーリースのサービス内容やメリットも解説していきます。
カーリースがやばい!と言われる理由
カーリースは月々定額料金を支払うだけで気軽に新車に乗れるお得なサービスですが、世間から「カーリースはやばい」といわれることが多々あります。
カーリースがやばいといわれる理由は主に以下の5つがあります。順に解説します。
中途解約すると違約金が発生するから
カーリースは基本的に中途解約が出来ません。これは契約時に車に残価(下取り額)を設定し、それを月額料金に分割して支払っているからです。
これがカーリースがやばいといわれる理由の一つですが、絶対に中途解約が出来ないわけではなく、下記のようなやむを得ない理由があれば中途解約は可能です。
- 契約者が亡くなったり長期入院で車の理由が出来なくなった場合
- 契約者が渡航し車の利用が出来なくなった場合
- 契約した車が事故等で廃車もしくは走行が困難になった場合
但し、これらの理由で中途解約出来ても、多くのカーリース会社では違約金が発生するため、注意が必要です。
中途解約しないためには、1年ごとに単年契約する等の対策を取ることで解決出来ます。
自由にカスタマイズや改造を行うことができないから
カーリースで契約する車はカーリース会社から借りている都合上、所有者はカーリース会社になります。そのため、契約中に車をカスタマイズ(改造)することは出来ません。この自由度のなさが、カーリースは良くないという意見もあるようです。
但し最近では、「原状回復出来る範囲ならカスタマイズOK」「車検に通る範囲なら自由にカスタマイズしても問題ない」というカーリース会社も出てきました。また、契約満了時に車がもらえるプランを用意しているカーリース会社もあるため、車をカスタマイズしたい人もカーリースを利用しやすくなっています。
走行距離に制限があるから
カーリースは契約満了時の残価を担保するため、走行距離に制限を設けていることが殆どです。多くは月に1,000㎞〜2,000㎞で設定しており、これを超えると違約金を請求されることがあるため、カーリースは利用したくないという人がいるようです。
しかし、国土交通省の調べによると、自家用車の年間走行距離はおよそ1万キロとなっているため、殆どの人はこの上限を超えないと考えられます。
また、中には契約期間を長くすることで、走行距離を無制限にしているカーリース会社もあります。加えて、契約満了時に車がもらえるプランに加入すれば走行距離を気にすることもありません。
<参考元:国土交通省「自動車の使用実態」>
返却時に原状回復しないといけないから
カーリースはあくまでもカーリース会社から車を借りているため、契約満了時に車を原状回復して返却しなければいけません。原状回復とは契約時の車の状態に戻すことですが、原状回復しないで返却すると違約金を請求されることがあります。この違約金が多額だった例があることから、カーリースはやばいんじゃないかといわれることがあるようです。
しかし、カーリースは購入する時と同様に自動車保険(任意保険)に加入することが出来ます。車をカスタマイズしたり、万が一傷や凹みを付けても保険で対応可能なため、必ず加入しましょう。
廃車になると違約金が発生するから
カーリースでは契約中に事故等で車を廃車にすると強制解約と同時に違約金を請求されます。この違約金が高額だったということからカーリースはやばいといわれることがあるようです。
しかし、これは車を借りている都合上仕方がないことであり、普段から安全運転をしていれば廃車になる可能性は低いといえます。
また、万が一車が廃車になっても、カーリース専用の自動車保険(任意保険)で対応出来るため、自動車保険の加入は必須といえるでしょう。
カーリース”JOBBY”によくある質問をご確認ください。
カーリースのサービス
そもそもカーリースとはどんなサービスなのでしょうか。
カーリースとは、カーリース会社が契約者に代わり車を購入し、その車を契約者に貸し出すというサービスです。契約する車には残価(下取り額)を設定し、残りの金額を契約者が毎月支払っていくため、購入するよりも費用が抑えられるのが最大の特徴といえます。
カーリースの多くは基本的に頭金等の初期費用やボーナス払いが不要です。そのため、契約が成立すれば月々定額料金だけで車に乗ることが出来ます。
また、毎月支払う料金の中には各種税金や自賠責保険が含まれているため、車両代以外の定期的な支払いが必要ありません。
さらに、車検やメンテナンス費用まで負担してくれるプランに加入すると、契約者は他に出費が発生することなくカーライフを楽しむことが出来ます。
このようなことから、カーリースは購入するよりも費用面を抑えてお得に利用出来るサービスといえるでしょう。
カーリース”JOBBY”ができるサービスをまずは知ってください。
カーリースを利用するメリット
カーリースを利用するメリットとしては、以下の6つがあります。順に解説します。
まとまったお金が必要ない
カーリースは基本的に契約する時に頭金等の初期費用は必要ありません。まとまった費用を用意することがないため、お得に車に乗れます。
また、複数台の社用車を契約する法人では、購入するよりも大幅にコストを削減出来ます。
税金や保険料も定額で月々の支払いが安定する
カーリースの月額料金には車両代の他に自動車税・重量税・自賠責保険料・登録手数料等が含まれています。
これらの費用が月額料金に含まれることで家計管理が楽になり、突発的な出費もありません。
急な出費が必要なくメンテナンスを受けられる
カーリースには車検やメンテナンス費用も負担してくれるプランが用意されています。このプランに加入することで、車の管理はカーリース会社が全て対応してくれます。
また、車検や定期点検などの時期が来たらカーリース会社から連絡が来るため、うっかり車検を受け忘れることもありません。
「自分で車の管理をするのが面倒」「車のことはよく分からない」という人は、メンテナンスフリーのプランに加入することをおすすめします。
ローンと比べて審査のハードルが低い
カーリースにも審査がありますが、一般的なカーローンと比べると審査のハードルは低い傾向があります。これはカーローンが「購入するための審査」に対して、カーリースは「車を借りる」ことが審査の対象になるからです。さらにカーリースは残価を設定するため、金額が低く抑えられることも理由の一つとされています。
購入する場合にはまとまった費用と厳しい審査に通らなくてはいけません。その点、比較的審査が通りやすいカーリースは利用しやすいサービスだといえるでしょう。
リース料金が全額経費に計上できる
一般的に法人が社用車を購入すると、減価償却費として経理処理しなくてはいけません。
しかし、法人がカーリースを利用することで、税金や自賠責保険も月額料金に含まれるため、一括で経費計上出来るメリットがあります。
さらに車検やメンテナンスフリーのプランに加入していると、社用車に関することは全て一括計上出来るため、人件費等のコスト削減が期待できます。
カーリース”JOBBY”がお勧めするリース車両に最適な車種を一部ご紹介いたします。
さまざまな車のサポートを受けられる
カーリースは単に車を借りるだけでなくサポート体制も充実しています。例えば、万が一の事故やトラブルが発生した時に24時間365日対応のフリーダイヤルを設置していたり、車検やメンテナンスの時期が近づくと連絡をしてくれる等、サポート内容はカーリース会社によって様々です。
そのため、車に詳しくない人でも安心してカーリースを利用することが出来ます。
カーリース会社を選ぶ際に失敗しないポイント
お得に新車が乗れるカーリースでも、サービス内容をきちんと理解しなければ「こんなはずじゃなかった・・・」と後悔するかもしれません。
ここでは、カーリース会社を選ぶ際のポイントを3つ紹介します。
契約内容をきちんと確認する
車を購入する時と同様に、カーリースでも契約内容はきちんと確認することが重要です。カーリースには大きく分けて「オープンエンド契約」と「クローズドエンド契約」がありますが、それぞれの特徴を理解しておく必要があります。
オープンエンド契約は残価(下取り額)を設定して契約する方法で、契約満了後に残価よりも実際の車の査定額が下回っている場合はその差額を支払う必要があります。
クローズドエンド契約は残価を設定しないため、契約満了後に残価を支払う必要はありません。その代わり、クローズドエンド契約はオープンエンド契約よりも月額料金が高くなるのが一般的です。
また、月間の走行距離の上限を決めておくことも大事です。自分が毎月どれぐらい走るのかをあらかじめ計算しておかないと、走行距離の上限を超えた場合には超過料金を請求されることがあるからです。
そして、契約満了後に車をどうするかの選択肢をしっかり決めておくことが重要です。「返却する」「乗り続ける」「買い取る」「別の車に乗り換える」等、自分のカーライフを考えて選択しましょう。
契約期間は慎重に決める
カーリースは年単位での契約が殆どです。レンタカーと違い長期間での契約になるため、あらかじめ契約期間をしっかり決めておく必要があります。
適当に契約期間を決めてしまうと、実際の利用した期間が契約期間よりも短い場合、中途解約することになるかもしれません。中途解約すると違約金が発生するため、余計な出費になってしまいます。
契約期間がはっきり決められないという場合には1年ごとの単年契約をする等を検討しましょう。
任意保険に加入する
カーリースの月額料金には任意保険(自動車保険)は含まれていません。そのため、自分で別途加入する必要があります。
任意保険に加入することで、万が一事故を起こしても対人対物補償をしてくれますし、カーリース専用の任意保険なら車の原状回復費用や違約金を補償してくれることもあるため、安心のために加入しておいた方がいいでしょう。
カーリースの任意保険はカーリース会社で提供している任意保険に加入するか、もしくは契約者が自分で保険会社と契約しても構いません。
【2023年】おすすめのカーリース会社3社
多くのカーリース会社がある中で、ここでは当サイトがおすすめするカーリース会社を3社紹介します。
JOBBY
JOBBYは個人から法人まで幅広い層のユーザーが利用出来るカーリース会社です。
JOBBYの特徴は、公式サイトで「車」「仕事」「趣味」の三分野からリース車を選べるため、どんな人でも車が探しやすくなっています。
普通車はもちろん、公式サイトで記載されていないトラックでもリースが可能です。
▼JOBBYの概要
月額料金例 | ハイエース・バン 月々25,080円〜(税込・60回払い) |
契約期間 | 12回(1年)〜84回(7年)の間で1年単位 |
自動車保険 | 別途加入 |
ボーナス払い | なし |
契約後の選択肢 | 返却・乗り換え・買取 |
公式サイト | https://carlease-jobby.com/ |
KINTO
KINTOはトヨタが運営するカーリース会社です。リース出来るのはトヨタ車に限定されますが、トヨタ車は人気があるため、利用者も多いです。
KINTOの特徴は、一般的なカーリース会社には付属しない自動車保険(任意保険)が月額料金に含まれていることです。多少、リース料金は高くなりますが、あらかじめ車を補償してくれる保険が付いているのは利用者側としては安心出来ます。
車はトヨタに限るという人には、断然おすすめのカーリース会社です。
▼KINTOの概要
月額料金例 | プリウスUグレード 月々16,610円〜(税込・7年契約・ボーナス払いあり) |
契約期間 | 3年・5年・7年 |
自動車保険 | 月額料金にコミコミ |
ボーナス払い | あり(年2回) |
契約後の選択肢 | 返却 |
公式サイト | https://kinto-jp.com/ |
定額カルモくん
定額カルモくんは、「カーリース」で検索すると必ずといっていいほど上位に出てくるカーリース会社で、月々1万円台から新車に乗れるのが特徴です。
業界で初めて11年契約を導入し在庫車数も多いため、どんな人にも最適な車を探すことが出来ます。
また、契約期間が7年を超えると車がもらえるプランに加入することも可能です。
▼定額カルモくんの概要
月額料金例 | ホンダ NーBOX 月々18,430円〜(税込・11年契約) |
契約期間 | 1年〜11年(1年単位で契約可能) |
自動車保険 | 別途加入 |
ボーナス払い | なし |
契約後の選択肢 | 返却・乗り換え・更新・もらう |
公式サイト | https://carmo-kun.jp/ |
まとめ
「カーリースはやばい」といわれている理由は様々ですが、カーリースの特徴を正しく理解すれば、けっしてやばいサービスではないということがお分かりになったと思います。
むしろ、購入するよりも費用を抑えて新車に乗れるということは、いい意味でやばいといえるかも知れません。
少しでもカーリースが気になったという人は、今回紹介したカーリース会社のサイトを是非覗いてみてください。