カーリースを中途解約すると違約金が発生!発生リスクを抑える方法を解説!
月々定額で車に乗れることで需要が高いカーリースですが、何らかの事情で契約期間の途中に解約をすることがあるかもしれません。
カーリースは購入するよりも利用がしやすいことがメリットといえますが、中途解約をすると違約金を支払うというデメリットがあるため注意が必要です。
そこで今回は、カーリースの中途解約について、カーリースで違約金が発生するケースや金額、また発生リスクを抑える方法等を解説します。
カーリースで違約金が発生するケース
カーリースで違約金が発生するケースは主に以下の5つのケースがあります。
事故により車が全損、もしくは走行不能になった時
事故を起こして車が全損した場合、リース会社との契約は強制解約となります。また、車の所有者はカーリース会社になるため、契約者が事故を起こした時は必ずカーリース会社に報告しなければいけません。
最近の車は安全装備が充実しているため、事故の発生件数も年々減少傾向にあります。しかし、絶対に事故に遭わないという補償はないので、日頃から安全運転を心がけましょう。
契約者の生活環境が変わった時
契約者の生活環境に変化があった時に、場合によってはカーリースを途中解約するかもしれません。
例えば、契約者が引越しや単身赴任することになるとリース契約が困難になるでしょう。
突然の生活環境の変化はしょうがないですが、契約前にどんなカーライフをするのかを計画しておくことも重要です。
リース料金の支払いが困難になった時
カーリース契約中に何らかの原因でリース料金の支払いが困難になった時にも違約金が発生する場合があります。
例えば、突発的に大きな出費が発生した時や法人事業に失敗した時はリース料金の支払いが出来なくなる可能性もあるでしょう。
このようなことないように、余剰資金を蓄えておく等の対策をすることが重要です。
何らかの原因で車が故障して乗れなくなった時
カーリースの多くは新車で数年間の契約することが殆どです。しかし、いくら新車といえども、長年乗っていると車に何らかの故障が発生する可能性があります。
例えばエンジントラブルの場合、修理出来たとしても高額な費用がかかるため、途中解約をする人もいるでしょう。その場合、解約金の他に修理費用も負担することになります。
このような事態に備えるためにも、カーリース会社の「メンテナンスフリープラン」や「車がもらえるプラン」に加入することをおすすめします。
車が盗難にあった時
車が盗難にあった時はカーリース契約は強制解約となります。リース車が無くなってしまうだけでなく違約金も支払うことになるため、精神的なショックは大きいといえるでしょう。
最近の車両盗難は手口が巧妙になっており完全に避けることは難しいですが、施錠の確認や防犯カメラの設置等の最低限な対策を行うことが重要です。
カーリース”JOBBY”を検討頂く際に、参考にしてほしいお客様の声をご確認ください。
カーリースを中途解約した際の違約金の金額
カーリースの違約金は中途解約の理由やカーリース会社でも違いがあり、以下のような金額を支払うことになります。
- 残価精算
- 修理費用
- 未払い分のリース料金
- 事務手数料
例:300万円の新車を残価設定150万円・月額支払額68,000円・7年契約を5年で中途解約した場合
- 残価精算:150万円
- 修理費用:(かかった分)
- 未払い分リース料金:約163万円
基本的にこれらの料金を一括払いで支払わなければいけません。修理費用がどれだけかかるかで金額も違ってきますが、まとまった費用を準備する必要があることが分かります。
カーリースの違約金は、一般的に長期契約と高額な車になるほど高くなります。ただし、各種税金や自賠責保険等は契約期間のみの支払いになります。
中途解約での違約金発生のリスクを抑える方法
カーリースでは中途解約をしない方が無難です。しかし、どうしても中途解約をしなくてはいけない場合が出てきた時に、なるべくリスクを抑えるにはどうしたらいいのでしょうか。
中途解約で違約金の発生リスクを抑える方法としては主に以下の4つがあります。
契約期間を慎重に選ぶ
カーリースを利用する時は契約期間をしっかり決めることが重要です。例えば、仕事で転勤が多い人は長期間の契約はせずに1年単位で契約が出来るカーリース会社がおすすめです。
生活環境は人によりさまざまです。余計な違約金を払うことがないように、自分のカーライフに計画を立てたうえでカーリースの契約をするようにしましょう。
任意保険に加入する
万が一の事故やトラブルで車が使えなくなった時に備えて、任意保険(自動車保険)に加入するといいでしょう。
任意保険に加入していると車が全損したり盗難にあった時でも違約金を補償してくれます。また、自然災害による被害でも補償対象になるため、安心して車に乗れます。
自分に合うプランを選択する
カーリースではプラン選びも重要です。カーリース会社ではさまざまなプランを用意していますが、自分に似合わないプランを選んでしまうと費用の無駄使いや毎月の支払いを無理してしまうといったことに、なりかねないため注意が必要です。
例えば高級車をリースする場合、月額料金が高額なうえに中途解約をすると高額な違約金が必要になります。万が一の解約も考慮して、月額料金が安く済む車をリースする検討をしましょう。
メンテナンスをこまめに行う
日頃から車のメンテナンスを行うことも違約金を抑えることが出来る方法の一つです。メンテナンスといってもそこまで難しく考える必要はありません。車に乗る前にタイヤの状態やボディの傷の有無を確認する程度でもいいのです。
また、エンジンをかけた時に異音が出ると明らかに異常を示すサインなので、その日は乗るのを止めて早めに修理に出しましょう。そうすることで、中途解約をしても違約金が最小限に抑えられます。
カーリース”JOBBY”でまずはリース料金を参考にご検討ください。
中途解約で違約金の心配が少ないカーリース会社もある
基本的にカーリースを契約をすると中途解約は出来ません。上記で紹介したような事例で中途解約をする場合には違約金を支払う必要があります。
しかし、一部のカーリース会社には中途解約が出来るところも存在します。中途解約を前提にカーリースを契約する人はいないでしょうが、万が一に備えて中途解約が可能なカーリース会社を選んでもいいかもしれません。
ただし、中途解約をするには対応したプランや条件を満たすことが必要です。ここでは、中途解約が出来るカーリース会社の条件等について解説します。
カーリース会社やプランによって中途解約できる
中途解約が可能なカーリース会社はネットで簡単に検索出来るため、まずは比較サイト等を参考にどのカーリース会社が中途解約出来るのか調べることをおすすめします。
また、中途解約が出来るプランを用意している場合もあるため、契約プランのチェックも重要です。
中途解約できる反面、初期費用がかかってしまう
カーリースの多くは初期費用がかからず月額料金だけで利用出来るのが大きな特徴ですが、中途解約が出来るカーリース会社では初期費用を請求されることがあるため注意が必要です。
そのため、まとまった費用が準備出来ない場合は、1年ごとに契約出来るカーリース会社を選択する方がいいでしょう。
解約に一定の条件が設けられている
中途解約が出来るカーリース会社では、一定の条件を設けている場合が多く、例えば、「契約期間が5年以上」「中途解約金不要のプランに加入する」等が主な条件です。
また、指定のプランに加入したうえで、あらかじめ中途解約金を支払うカーリース会社もあります。
このように、中途解約が出来てもカーリース会社によって一定の条件があるため、自分に合う条件で契約することが重要です。
ご質問や気になる点は、カーリース”JOBBY”へお気軽にお問い合わせください。
まとめ
カーリースは基本的に中途解約が出来ないサービスです。しかし、契約中に何らかのトラブルが発生しやむを得ず中途解約をしなくてはいけなくなることもあるかもしれません。
そのため、契約前に自分のカーライフをよく考えて契約期間を選択する等、なるべく中途解約を避けることを意識しましょう。
また、万が一中途解約をすることになってもリスクを最小限に抑えるため、今回の記事を参考にしていただけると幸いです。