審査なしで利用できるカーリース会社はある？審査が不安でも通りやすくするためのポイントを紹介！
「カーリース会社に審査を申し込んだら落ちた」
「審査なしで利用できるカーリースってないの？」
カーリース審査に落ちた人にとっては、審査なしのカーリースがあるのか気になるのではないでしょうか。
一般的にカーリースは、カーローンと比べて審査基準が緩く通りやすいといわれています。しかし、さまざまな理由で審査に通らない人がいるのも事実です。
そこで本記事では、
- 審査なしのカーリースはあるのか
- 審査に落ちる人の特徴
- カーリースの審査基準や審査に通るポイント
- 審査に落ちた時の対処法
などについて解説していきます。
カーリース審査に不安がある人はぜひご一読ください。
審査なしのカーリースはある？
まず気になるのは、「審査なしのカーリースはあるのか？」ということでしょう。
結論からいうと、審査なしで利用できるカーリースは基本的にありません。
カーリースはリース会社が契約者の代わりに車を購入し、一定期間車を貸し出します。そして契約者は車を利用している期間、月々のリース料金を支払うシステムです。
そのため、リース期間中に契約者の支払いが滞ってしまうと、カーリース会社は多大な損失が出てしまいます。
このようなリスクを避けるため、カーリース会社でも契約者に支払い能力があるか審査する必要があるのです。
カーリースの審査基準
カーリースの審査基準は、カーリース会社が提携している信販会社によって違いますが、主に以下の3つは必ずチェックされます。
- 年収
- 職業や勤続年数
- 信用情報
順に解説します。
年収
カーリース会社が1番重要視するのは、「契約者が毎月リース料金を支払う能力があるかどうか」という点です。したがって、契約者の年収は必ずチェックされます。
具体的に審査に通る年収の基準は公表されていませんが、一般的には年収200万以上だといわれています。
そのため、契約者が正社員なら審査に通りやすいですが、非正規雇用やアルバイトの場合は審査に落ちる可能性が高まります。
とはいえ、絶対に非正規雇用やアルバイトの人が審査に通らないわけではありません。それは、他の審査基準と併せて総合的に判断されるためです。
また、後述する審査に通るポイントや落ちた時の対処法を参考にすると、カーリースを利用できる可能性が高まるでしょう。
職業や勤務年数
職業や勤続年数によって年収も大きく変わるため、審査の基準になるケースが多いです。
例えば、公務員や大企業に勤務している人は安定した収入があるため、審査に通りやすいといえます。しかし、これらの職業でも勤続年数が1年未満だと審査に通らないかもしれません。
また、1年に何度も転職をしている人は、収入が安定していないため、審査に落ちやすいといえます。
逆に勤続年数が長い人なら、年収が低くても審査に通る可能性はあるでしょう。
信用情報
信用情報とは、個人のクレジットカードの利用や住宅ローンなどの債務状況を指します。これらの情報は信用情報機関（CICやJICC）が管理しており、カーリース会社と提携している信販会社は、信用情報機関から契約者の債務状況を入手し、審査の判定基準にします。
例えば、クレジットカード返済の遅延や複数のローンを組んでいるなど、収支のバランスが悪いと判断されれば、審査に通らない可能性があります。
また、過去に自己破産歴がある人は、破産決定後5年〜10年の間は信用情報機関に記録が残るため、この期間のカーリースの利用は難しいでしょう。
カーリースの審査に通らない人の特徴
カーリースの審査に通らない理由はさまざまですが、主に以下の4つの項目に該当する場合が多いです。
- 収入が不安定
- 年収に合わないプランで申し込んだ
- 信用情報がブラックだった
- 多額の借り入れがある
順に解説します。
収入が不安定
収入が不安定な人は、カーリースの審査に落ちる可能性が高いといえます。なぜならカーリースは、リース会社が契約者に代わって車を購入し貸し出すシステムのため、収入が不安定だと支払いが滞る可能性があるからです。
- 非正規雇用者
- アルバイト
- 年金のみが収入源の高齢者
- 転職が多い
上記のような人は、カーリース会社から見ると支払い能力に不安があると判断されやすいでしょう。
しかし収入が不安定でも、独自の審査を行っているカーリース会社の場合は、審査に通る可能性もあります。
年収に合わないプランで申し込んだ
カーリースを申し込む際に気を付けたいのが、年収に合わないプランを選択することです。
例えば、車両本体価格が500万円の車をリース契約すると、月々4万円〜7万円程度の支払いが発生しますが、年収200万円の人が審査に通るのは難しいでしょう。
そのため、自身の年収に合った車やプランを選択することが重要です。
但し、頭金を入れて月々の支払額を抑えることで、審査に通る可能性もあります。
カーリース”JOBBY”では、お客様のリース料金にあわせたご案内も可能です。
信用情報がブラックだった
クレジットカードの支払いに滞納があったり自己破産歴があったりする場合、審査に落ちやすいといえます。
それは、これらの金融事故歴がある人には支払い能力がないと判断されるためです。
ちなみに、信用情報は手数料を払えば信用情報機関へ開示請求できます。信用情報に不安がある場合は、カーリースを申し込む前に自身の信用情報をチェックしておくことをおすすめします。
多額の借入れがある
住宅ローンやマイカーローンなどの多額の借り入れがある場合、審査に落ちる可能性があります。
なぜなら、審査する信販会社が「収入と支出のバランスが悪い」と判断するからです。
そのため、審査に通るためには、借入れ額を減らすなどの対策をする必要があります。
但し、絶対に審査に通らないわけではありません。実際に車のグレードを下げて、月々の支払額を抑えることで審査に通った例もあります。
審査の基準はカーリース会社によって違うため、多額の借り入れで不安がある人は、複数のカーリース会社に相談するといいでしょう。
カーリースの審査に通りやすくするためのポイント
カーリースの審査に通るためには、事前に対策をしておく必要があります。
カーリースの審査に通るポイントは以下の4つです。
- 収入と支出のバランスを確認しておく
- 信用情報を確認しておく
- 虚偽申告はしない
- 料金の安いカーリースを選ぶ
順に解説します。
まずは簡単入力で、審査申込をお待ちしております。
収入と支出のバランスを確認しておく
審査で重要視されるのが、契約者の収入と支出のバランスです。そのため、返済負担率を考えるようにしましょう。
返済負担率とは、現在のローンや借り入れなどの返済額が年収に占める割合のことです。この返済負担率が年収の3割程度であれば、支払い能力があると判断され、審査に通りやすくなります。
逆に3割を超えていると、カーリースの利用は難しいでしょう。
また、車に乗るということは、燃料代やメンテナンス代などの費用も考慮する必要があります。これらの総支出額を考えて自身に見合った車を選ぶことも重要です。
信用情報を確認しておく
信用情報はカーリースの審査で必ず見られるものです。信用情報に多額の借り入れやクレジットカードの返済遅延などがあると、審査に通る確率は低くなります。
そのため、自分の信用情報に不安がある、事前に信用情報が知りたいという場合は、信用情報機関に開示請求をしましょう。
開示請求は1,000円前後の手数料を支払うことで誰でも可能です。
信用情報機関には「株式会社シー・アイ・シー（CIC）」「全国銀行個人情報センター（KSC）」「日本信用情報機構（JICC）」などがあります。
借り入れ先がどの信用情報機関に登録しているかも確認しましょう。
虚偽申告はしない
虚偽の申告とは、契約時に年収を実際より高額に申告したり職業を偽ったりすることです。当然ながら、虚偽の申告をすると、審査に通ることはありません。
また、これらの行為をすると、場合によってはカーリース会社に損害賠償請求される場合があるため注意が必要です。
カーリースの契約はリース会社と契約者の信頼関係で成り立ちます。契約書に嘘の申告をすることは信頼関係を無くすことになるため、絶対にやめましょう。
料金の安いカーリースを選ぶ
料金が安いプランを選択するのも審査に通りやすいポイントといえます。
カーリース会社によっては、普通車から軽自動車に変更することで、月々の料金を1万円台にすることも可能です。
また、グレードを下げる・オプションを省く等でも審査に通りやすくなります。
カーリースの審査に落ちた場合の対処法
一度カーリースの審査に落ちると、再度審査を受けるためには最初よりしっかりと対策をする必要があります。
カーリースの審査に落ちた場合の対処法は主に以下の4つを改善しましょう。
- 審査に落ちた原因を解消する
- 連帯保証人をつける
- 車のグレードを下げる
- カーリース会社を変える
順に解説します。
審査に落ちた原因を解消する
自身が審査に落ちた原因は何なのかを改めて確認し、その原因を解消する必要があります。
以下の項目について、再度チェックしてみましょう。
- クレジットカードの支払いに遅延がないか
- 多額のローン返済がないか
- 返済負担率が年収の3割を超えていないか
- 勤続年数が少なくないか
- 自己破産してから10年経っているか
これらの項目を再確認し、条件をクリアしてから再審査を申し込みましょう。
連帯保証人をつける
連帯保証人をつけることも対処法のひとつです。
特に信用情報に問題がある場合、安定した収入がある人を連帯保証人にすることで審査に通る確率が高くなります。
但し、連帯保証人は契約者の代わりに支払う責任があるため、人選には十分注意しましょう。
車のグレードを下げる
車のグレードを下げるのも審査に通る対処法のひとつです。
例えば、リース車をミニバンから軽自動車に代えると、月々のリース代を２〜3万程度安くできます。そのため、審査のハードルも低くなるでしょう。
とはいえ、本来欲しかった車とあまりにかけ離れないよう、グレードと価格のバランスを重視して選び直すことが大切です。
カーリース会社を変える
カーリースの審査は、一般的にリース会社と提携している信販会社が行います。そのため、審査基準が厳しくなるのは仕方がありません。
しかし、中にはカーリース会社が独自で審査している場合があります。信販会社を通さない分、審査に通りやすいといえるでしょう。但し、月々の料金が高くなったり、手数料が発生したりするケースもあるため注意が必要です。
また、同じ車種で申し込んでも「A社では審査に落ちたが、B社では審査に通った」という例もあります。そのため、複数のリース会社へ相談することも検討しましょう。
カーリース”JOBBY”へまずはお気軽にお問合せください。
まとめ
今回はカーリースの審査について、解説しました。
カーリースを申し込んだ時の審査は必須であり、審査なしで利用出来るカーリースはありません。
そのため、審査に通るためには、事前に信用情報を確認し、収支バランスを考えた車種を選ぶ必要があります。
また一度審査に落ちても、改めて自身の家計状況を見直すことで、再審査を申し込めます。
今回解説した審査に通るポイントや落ちた時の対処法をチェックして、楽しいカーライフを送りましょう。
