車のサブスクでおすすめのカーリース会社5社を比較!選び方も紹介!
この数年で需要が増えているのが、「車のサブスク」と言われるカーリース。月額料金だけで新車に乗れるという事で「車を購入したいけど家計事情を考えると難しい」という人に人気のサービスです。
しかし、多くのカーリース会社がある中で、どこを利用すればいいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、車のサブスクでおすすめのカーリース会社5社を紹介します。また、車のサブスクのメリットとデメリットや選び方なども合わせて解説します。
車のサブスクでおすすめのカーリース会社5社
車のサブスクでおすすめのカーリース会社は以下の5社です。
どこも大手で有名なカーリース会社ですが、それぞれサービス内容が異なりますので、よく比較して利用を検討してください。
JOBBY
契約期間 | 1年〜7年 |
取扱車種 | トヨタ・日産・ホンダ・スズキ・ダイハツ・その他(トラックメーカー等) |
初期費用 | なし(希望により頭金の支払いも可) |
月額料金に含まれるもの | 車両本体価格・自動車税・重量税・自賠責保険・その他諸費用 |
オプション | 車検・メンテナンスフリー・車載アクセサリー(カーナビ等)・任意保険 |
走行距離制限 | 記載なし |
契約満了後の選択肢 | 残価金額で買い取り・再リース・返却 |
JOBBYはユーザーの利用目的によって車が選べるカーリース会社で、「車」「仕事」「趣味」の3項目から選べるため、様々な職業にも対応出来るのが強みです。
新車はもちろん、中古車や新車も取り扱っており、普通車・トラック・キャンピングカー等、あらゆる車種が用意出来るので、自分に合った一台が見つかります。
基本的にカーリースでは難しい中途解約も可能(条件付き)。車検やメンテナンスにも対応しているため、安心して利用出来ます。
カーリース”JOBBY”へのお申込みはこちらから可能です。
定額カルモくん
契約期間 | 1年〜11年(1年単位で可能) |
取扱車種 | 国内全メーカー |
初期費用 | なし |
月額料金に含まれるもの | 車両本体価格・自動車税・重量税・自賠責保険・その他諸費用 |
オプション | 車検・メンテナンスフリー・車載アクセサリー(カーナビ等)・任意保険 |
走行距離制限 | 1,500㎞/月(7年契約以上は制限なし) |
契約満了後の選択肢 | 買い取り・再リース・返却・もらう |
定額カルモくんは、業界最安の月額1万円台から新車に乗れるのが特徴のカーリース会社です。
一般的なカーリースは申し込み後に審査を受けますが、定額カルモくんは公式サイトから事前の「お試し審査」が可能。取り敢えずカーリースが利用出来るかを確認するだけでもOKです。
月額料金には車両本体価格以外に各種税金・保険・登録費用・納車費用等が含まれており、契約後すぐに車に乗る事が出来ます。
また、「メンテナンスプラン」に加入すると、車検や定期点検、万が一車を傷付けた時の修理費用も負担してくれます。
加えて「もらえるプラン」に加入すると、契約満了後に車がもらえるため原状回復する必要もありません。
KINTO
契約期間 | 3年・5年・7年(解約金フリープランは3年のみ) |
取扱車種 | トヨタ・レスサス・モリゾウセレクション |
初期費用 | なし(初期費用フリープラン)※解約金フリープランは月額の5ヶ月分の申込金が必要 ※年2回のボーナス払いあり |
月額料金に含まれるもの | 車両本体価格・各種税金・自賠責保険・自動車保険・車検(メンテナンス)費用・修理費用・消耗品 |
オプション | トヨタ純正品・市販アクセサリー等 |
走行距離制限 | ・3年契約:54,000㎞ ・5年契約:90,000㎞ ・7年契約:126,000㎞ (月間1,500㎞ 超過料金(1㎞あたり):トヨタ車11円 レスサス車22円(いずれも税込) |
契約満了後の選択肢 | 返却・乗り換え・再契約 |
KINTOはトヨタが運営するサブスクサービスで、「乗るならトヨタ一択」という人にはおすすめです。
プランは初期費用がいらない「初期費用フリープラン」と中途解約した時の違約金の負担がない「解約金フリープラン」の2種類が利用出来ます。
KINTOは月額料金の中に車検やメンテナンス費用も含まれているため、余計な費用が必要ありません。
トヨタ車に乗りたいけど、経済的に購入は厳しいという人にはお得なサービスです。
ENEOS新車のサブスク
契約期間 | 3年・5年・7年(※のりかえプランは5年のみ) |
取扱車種 | トヨタ・日産・ホンダ・スズキ・ダイハツ・マツダ |
初期費用 | なし |
月額料金に含まれるもの | 車両本体価格・各種税金・自賠責保険・登録諸費用・車検・メンテナンス・バックカメラ・カーナビ・ETC |
オプション | 任意保険(自動車保険)・車載アクセサリー |
走行距離制限 | ・のりかえプラン:1,000㎞・1,500㎞/月 ・えらべるプラン:1,000㎞・1,500㎞・2,000㎞・3,000㎞/月 |
契約満了後の選択肢 | 返却・乗り換え |
ガソリンスタンドのENEOSが運営する車のサブスクです。ENEOSカードを利用する事でガソリンの割引サービスを受ける事が出来ます。
料金プランは条件にこだわりたい人におすすめな「えらべるプラン」と2年ごとに乗り換える事も出来る「のりかえプラン」の2つから選択可能。
どちらもカーナビ・ETC・車検が標準装備で毎月定額で利用出来ます。
また、メンテナンスパックに加入すると、オイル交換・バッテリー交換・故障修理等にも対応してくれるため安心です。
コスモMyカーリース
契約期間 | 3年・5年・7年・9年(3年は一部の車種・店舗限定) |
取扱車種 | トヨタ・日産・ホンダ・スズキ・ダイハツ・スバル・三菱・マツダ・ASF(電気自動車) |
初期費用 | なし |
月額料金に含まれるもの | 各種税金・自賠責保険・その他諸費用(ゴールドパック・シルバーパック) |
オプション | 車検・メンテナンスフリー・任意保険・めんくるパック |
走行距離制限 | 500㎞・1,000㎞・1,500㎞/月 |
契約満了後の選択肢 | 乗り換え・買い取り・再リース・返却 |
ガソリンスタンドのコスモ石油が運営しているカーリース会社です。月100ℓまでのガソリン割引サービスや全国にあるコスモのサービスステーションで車のメンテナンスや相談が出来るため、遠出をしても安心して車に乗れます。
変わったサービスとしては、運転免許取得とカーリースがセットになった「めんくるパック」がある事。運転免許を取得した後、あらかじめ契約しておいた車にそのまま乗る事が出来るので、免許を取った後の車選びをする必要がありません。そのため、運転免許取立ての学生も利用しやすいサービスです。
また、EV車(電気自動車)も補助金の活用でお得に利用出来ます。
車のサブスクと購入との違いを比較
車のサブスクと購入は、かかる費用や仕組みに違いがあります。そのため、双方の違いを正しく理解し、自分に合った車の乗り方を選択しましょう。
車のサブスクと購入の違いは以下の8つです。順に解説します。
車両価格
車両本体価格は基本的にサブスクも購入も同じです。しかし、最終的な車両価格に違いが出てきます。
例えば、車両本体価格が300万円の車では、現金一括ならそのまま300万円ですが、ローン購入だと金利や支払い年数によってトータルの車両価格に違いが出てきます。
▼300万円の車を購入とサブスクで比較した例
車両価格(総額・税込) | |
現金一括 | 330万円 |
カーローン(頭金50万円・返済期間7年・金利5%・ボーナス払いなしの場合) | 296万8,119円 |
車のサブスク(頭金・ボーナス払いなし、契約期間7年、月々定額払い、税金・自賠責保険込み) ※カーリース「定額カルモくん」の場合 |
484万6,800円 |
このように車のサブスク(カーリース)は、一括払いとは約150万円、ローンとは約188万円との価格差があり、一見するとかなり割高です。
しかし、車のサブスクの場合は、各種税金や自賠責保険、その他の諸費用等も含まれているため、一概には割高とは言えません。
また、車のサブスクは残価を設定して契約するプランもあり、残価によっても車両価格に違いが出てきます。
カーリース”JOBBY”では、お得なカーリースを車種一覧からご案内可能です。
税金・保険料
車のサブスクでは、月額料金の中に契約期間中の自動車税・重量税・自賠責保険が含まれています。そのため、別途税金や自賠責保険を支払う必要がありません。
一方購入は、これらの税金や自賠責保険を別途支払う事になります。自動車税は毎年、重量税は車検ごとに支払うため、その都度まとまった費用が必要です。そのため、突発的な出費が発生した場合には費用を捻出するのが難しい事もあるかもしれません。
そんな場合でも、毎月定額払いの車のサブスクなら、突発的な出費にも慌てる事がなく、安心して車に乗る事が出来ます。
頭金・初期費用
多くの車のサブスクでは、頭金や初期費用0円で車に乗る事が可能です。そのため、購入のためにマイカー貯金をする必要もありません。
一方、購入の場合は、一括払いなら初回分の各種税金や保険料、ローンなら頭金(車両本体価格の2〜3割)と初回分の各種税金や保険料が初期費用として必要です。当然、車両本体価格が高いほど初期費用はかかるため、家計に大きな負担になります。
支払い方法
車のサブスクは、頭金や初期費用なしの月々定額で、銀行口座からの引き落としが多いですが、中にはクレジットカード払いが可能なカーリース会社もあります。
一方、購入の場合、ディーラー指定の口座へ振込みが殆どです。以前は現金一括で支払う人がディーラーの担当者に手渡しする事もありましたが、最近では防犯上の関係もあり、銀行口座への振り込みが主流になっています。しかし、一部のディーラーでは現金払いもOKな所もあるようです。
また、現金一括払いの場合は、事前に手付金として車両本体価格の1割程度を支払う事もあります。
走行距離の制限
車のサブスクで車を利用する場合には月間や年間で走行距離に制限を設けていますが、これはあらかじめ車に設定した残価を担保するためで、制限距離を超えた場合は超過料金がかかります。
一方購入の場合、車の所有者は自分のため、当然ながら走行距離に制限はありません。但し、ローン購入時はローンを返済した後に自分の所有車となります。
契約期間
車のサブスクの契約期間は年単位が多く、最短1年から最長で11年の契約が可能なカーリース会社もあり、契約年数が長いほど月額料金も安く抑える事が出来ます。
一方、購入にはローン契約を締結する必要があり、3年・5年・7年等、自由に選択する事が可能です。
所有者
車のサブスクはあくまでも「車を借りている」ため、所有者はカーリース会社になります。ちなみに使用者は契約者の名義です。
一方購入では、現金一括の場合は当然ですが所有者も使用者も購入者名義です。しかしローン購入の場合、使用者は購入者名義ですが、ローンを支払っている期間の所有者はディーラーになります。ローンを完済した後の所有者は購入者名義に変わります。
車検・メンテナンス
車のサブスクの月額料金には、各種税金や自賠責保険があらかじめ含まれていますが、最近では車検やメンテナンス費用もコミコミのカーリース会社も増えてきました。
そのため、車に詳しくない人にとっては、毎月定額を支払うだけで車の事を全てカーリース会社に任せられます。
一方購入の場合は、車両本体価格以外にかかる車検やメンテナンス費用は別途用意しなくてはいけません。そのため、定期的にまとまった費用が必要になります。
車のサブスクのメリット
上記で紹介した車のサブスクは、カーリース会社によって細かなサービス内容に違いはありますが、基本的なサービス形態は同じです。
では、車のサブスクにはどんなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、車のサブスクで得られるメリットを3つ紹介します。順に解説します。
車種やグレードが豊富
上記で紹介したおすすめのカーリース会社では、殆どの国産メーカーの車種とグレードを取り扱っており、どんな人でも利用が可能です。また、購入するのが難しいけど一度は乗ってみたいという高級車でも、サブスクなら月額料金だけで乗る事が出来ます。
もちろん法人でも、多くの車種の中から利用目的に合った車を選択出来るため、殆どの企業で対応可能なのがサブスクのメリットと言えるでしょう。
例えば今回紹介したJOBBYなら、「車」「仕事」「趣味」という項目から車の選択が可能です。
また車種やメーカーからもお好きな車を簡単に検索でき、カーリース料金もご案内可能です。
頭金や初期費用の用意が不要
多くの車のサブスクでは、頭金や初期費用を用意する必要がないというのがメリットと言えるでしょう。
例えばローンで購入する場合は、頭金の他に初回分の税金・自賠責保険・登録費用等のまとまった費用が必要です。そのためサブスクは、まとまった費用が用意できない人にとっては利用しやすいサービスです。
サポート体制が充実していて安心
上記でおすすめした車のサブスクはどの会社もサポート体制がしっかりしており、安心して利用出来ます。
公式サイトからメールやチャットで契約や車選びの相談が気軽に出来るのも嬉しいサービスです。また、契約中の事故やトラブルにも電話やメールで連絡が取れるため、安心して車に乗れます。
最近ではLINEのアカウントを開設している会社もあり、より気軽に車に関する相談が可能になっています。
車のサブスクのデメリット
車のサブスクは「車を借りる」という特徴から以下の3つがデメリットといえます。順に解説します。
中途解約できない
車のサブスクは原則として中途解約が出来ません。なぜなら、車のサブスクで設定する月額料金は、契約満了時の下取り価格(残価)を差し引いた金額と、契約中の税金や自賠責保険を足した総額を契約年数で割って算出しているからです。
但し、絶対に中途解約が出来ないというわけではありません。例えば、「契約者が事故を起こし車が廃車になった」「契約者が何らかの事情で入院する事になった」等の理由があれば中途解約は可能です。しかし、中途解約すると違約金の他、契約満了時まで支払う予定だった残額を一括で支払わなければいけません。
中途解約をしないためにも、契約前に自身のカーライフに合ったプランを選ぶ事が重要です。
残価精算が発生するケースがある
車のサブスクでは残価精算が発生する事があります。
残価精算とは、契約満了で車を返却する時に、あらかじめ設定していた残価(返却時の下取り価格)よりも返却時の車の査定額が下回っていた時にその差額を支払うというものです。
車のサブスクは契約期間が年単位と長いため、契約中に細かな擦り傷・凹み・汚れ等を付けてしまうかもしれません。状態が軽度ならいいですが、大幅な修理が必要な場合は、予定外の費用を請求される可能性がある事も理解しておきましょう。
走行距離などの制限がある
車のサブスクは車を借りているとはいえ、マイカー感覚で乗れるのがメリットです。しかし、契約満了時に返却するプランを選択している場合にはいくつかの制限があります。
一つは走行距離制限です。1ヶ月や1年単位で決めており、走行距離をオーバーした場合には超過料金を支払わなければいけません。
もう一つは原状回復で返却するという事です。車を借りて乗っている都合上、返却時には原状回復して返却する必要があります。
但し、「車がもらえるプラン」や任意保険に加入しておけば、これらの制限を気にせずに車に乗る事も可能です。
車のサブスクの選び方
上記のように、車のサブスクにはメリットとデメリットそれぞれありますが、車の使用目的や契約期間等をしっかり計画しておけば、デメリットも上手く回避して利用する事が出来ます。
そのためには、正しい車のサブスクの選び方を知っておく事が必要です。
車のサブスクの選び方は以下の4つに気を付けましょう。順に解説します。
車種を豊富に取り扱っているか確認する
車のサブスクは出来れば大手の会社を選ぶ事をおすすめします。なぜなら、大手のカーリース会社では国産全メーカーの車種やグレードを取り扱っている所が多いからです。
取り扱っている車種が多いほど選択肢が広がり、自身の利用目的に合った車が見つかりやすくなります。
また、既に乗りたい車が決まっている場合は、購入した時と比べてどっちがお得なのかも比較検討する事が可能です。
カーリース”JOBBY”では、お好きな車にてお安くご案内可能です。
契約期間を自由に選択できるか確認する
車のサブスクの契約期間は年単位が多いですが、出来れば1年単位で契約が出来る所をおすすめします。なぜなら、自分のカーライフに合わせた契約期間が設定しやすいからです。
カーリース会社の中には、3年・5年・7年・9年のようにあらかじめ契約年数が設定されている場合がありますが、生活環境の変化により、契約した年数より早く車を返却する事があるかもしれません。
そうなると中途解約扱いで違約金や残りの契約期間分の料金を支払う事になるため、費用面で損をしてしまいます。
また、車のサブスクは契約期間が長いほど月額料金が安くなるため、あらかじめ長く利用する事が分かっている人や法人には長期契約をするのが良いでしょう。
車の使い方に制約があるかを確認する
車のサブスクは、契約満了後に車を返却する他に買取りや乗り換え等の選択肢もありますが、おすすめしたいのは「車がもらえるプラン」です。
「車がもらえるプラン」は、契約満了後に車がもらえるため、マイカーとして乗り続ける事が出来ます。車のサブスクに多い「原状回復で返却」「残価精算」「走行距離制限」「車のカスタマイズ」等がないため、自由度が高いと言えるでしょう。
小さな子供がいるご家庭では、子供に車内を汚れたり傷つけられたりする可能性が高いため、車がもらえるプランの選択は最適です。
オープンエンド方式に気を付けて選ぶ
車のサブスクのプランは大きく分けて「オープンエンド方式」と「クローズエンド方式」の2つの契約方式があります。
オープンエンド方式はいわゆる残価精算がある契約で、契約満了後に残価と査定額に差額が出た場合には支払う必要があるため、費用面でいくらかかるか不明確です。
一方、クローズドエンド方式は残価が設定されないため、契約満了後に残価精算がありません。但し、クローズドエンド方式はオープンエンド方式と比べて月額料金が割高になる事は理解しておきましょう。
まとめ
車のサブスクは「車を手に入れたいけどまとまった費用がなく購入出来ない」という人にはおすすめのサービスです。
月額料金だけで車に乗れる他、契約満了後に車がもらえるプランを選択すると、殆どマイカー感覚で利用できます。
また、メンテナンスフリーのプランに加入すれば、車検や定期点検までカーリース会社が面倒を見てくれるので、利用者は乗る事だけに専念出来るでしょう。
今回紹介した5社のカーリース会社はどれもお得なプランを用意しており、きっとあなたにピッタリな車とカーライフが見つかります。
5社をじっくり比較して、自身に合ったプランを選択しましょう。
その他ご不明点やご相談もお気軽にお問い合わせください。