個人事業主がカーリースを利用する場合の審査とは?審査基準などを紹介!

個人事業主 カーリース リース

カーリースを利用する場合、審査に通る必要があります。しかし、個人事業主はカーリースの審査に通りにくいという意見があるのも事実です。そのため、「自分はカーリースを利用出来ないのでは?」と考えている個人事業主の方もいるかもしれません。

そこで本記事では、個人事業主がカーリースを利用する際の審査基準を解説します。加えて、審査に通らなかった時の対処法や、個人事業主向けにおすすめのカーリースも紹介しますので、最後までお読みください。

 

個人事業主がカーリースを利用する際の審査

個人事業主のカーリース審査のポイントは、「契約満了時までリース料金を支払っていけるか」です。個人とはいえ、事業として利用するため、法人向けのカーリースと同じような審査をします。
但し、リース料金の引き落とし口座が個人名義の場合は、個人向けカーリースでの審査になります。もちろん、個人事業主が法人名義の口座を持っていれば、法人向けカーリースでの審査が可能です。

審査基準としては、職種・債務状況・事業年数・収益等が主な対象で、一般的には個人向けカーリースの審査よりも厳しくなります。

 

個人事業主のカーリースの審査基準

では、個人事業主のカーリースの審査の基準とはどのようなものがあるのでしょうか。
個人事業主は、個人向けと法人向けどちらも利用する事が出来るため、両方の審査基準を紹介します。

個人向けカーリース

個人事業主が個人向けカーリースを利用する場合、審査基準は基本的に個人向けカーリースと大きな違いはありません。ここでは、個人向けカーリースの審査基準がどんなものなのか解説していきます。

【審査基準一覧】

職業 個人事業主は事業が不安定な事も多いため、個人と同様にどんな職業かも審査基準の対象です。そのため、事業内容によっては審査に通らない可能性もあります。
収入 個人の場合、年収が200万円が目安です。年収がそれ以下だと審査に通らない事があります。一方、個人事業主は、その事業が安定している事を証明するため、多くのカーリース会社で3年分の確定申告書の提出を求めらることがあります。
勤続年数 個人では勤続年数がチェックされます。例えば勤続年数が1年未満だと審査に通らない可能性が高いです。個人事業主では、事業を開始してから何年経っているかを見られます。事業年数が長いほど、その事業が順調だと判断されるからです。
信用情報 個人でも個人事業主でも債務状況は厳しくチェックされます。特に自己破産やクレジットカードの支払いが滞っていると、審査に通るのは難しいでしょう。

カーリース”JOBBY”では、様々なリース会社へ一括審査をする為、審査が通るリース会社をしっかり探させて頂きます。

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法人向けカーリース

法人向けカーリースは個人向けカーリースと比べると審査の基準が違います。法人は複数のクルマをリースする事が多く、大きな費用が発生するため、個人向けより厳しいのが一般的です。

【審査基準一覧】

経営状況 個人事業主が法人向けカーリースの審査を受ける場合、経営状況の判断材料として、3年分の決算書の提出を求められる事があります。個人事業主の中には経営が何年も赤字という事があるかもしれません。その場合は審査に通らない可能性がある事を理解しておきましょう。
債務状況 事業が順調なのかを見る基準として、債務状況もチェックされます。銀行からの借り入れ額や他の事業所への未払金等は事業所の債務状況が一目で分かるため、重要です。個人事業主で多額の借金がある場合は、審査に通らない可能性が高くなります。
経営年数 経営年数が長いほど、その事業に対する信用度が高くなります。そのため、審査に通りやすいと言えるでしょう。但し、経営年数が短いベンチャー企業でも、経営状況が良ければ審査に通る事はあります。
資本金 資本金は法人向けカーリースの審査基準としてはそこまで厳しく見られる事はありません。経営が順調ならばさほど気にする事はないでしょう。

 

カーリースの審査に通らなかった際の対処法

「カーリースの審査基準は分かったけど、万が一審査に通らなかったらどうすればいいの?」という人もいるでしょう。
そこでここでは、個人事業主がカーリースの審査に通らなかった時の対処法について解説します。

対処法は主に以下の4つです。

別のリース会社に審査を申し込む

審査を申し込んだけど通らなかったという場合は、別のカーリース会社に審査を申し込む事も考えましょう。
カーリースの審査基準はカーリース会社によって違います。A社がダメでもB社の審査は通ったという事も十分あり得ます。

カーリース”JOBBY”では、様々なリース会社へ一括審査をする為、審査時間を短縮することができます。

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頭金を用意する

カーリースは基本的に頭金が必要ありません。しかし、頭金を用意する事で月々の料金が安く抑えられる他、審査にも通りやすくなります
但し、カーリース会社には頭金を支払うシステムが無い所もあるため、頭金に対応しているカーリース会社かどうかを事前にチェックしましょう。

また、個人事業主の面で言うと、頭金は月々の料金と違い、別途経費として計上する事も理解しておきましょう。

リース車の価格が安いのを選ぶ

法人がカーリースを利用する場合、事業内容に合ったクルマをリースする事になりますが、個人事業主ではそこまで車種にこだわらないと言う人もいるのでは無いでしょうか。
リースするクルマをワンランク下の車種にしたり車両本体価格の安いクルマに変える事で、カーリースの審査に通りやすくなる事があります。

必要以上にオプションを付けないだけでも月々の料金が抑えられるため、審査に通りやすいと言えます。

また、新車をやめて中古車にする事でも審査に通りやすくなる場合もあるため、新車にこだわらないというなら中古車の選択も検討しましょう。

連帯保証人を立てる

個人事業主のデメリットは、収入が安定しないという事です。そのため、審査に通りやすくするために連帯保証人を付けるのも一つの方法です。
連帯保証人には親族が一番いいですが、安定した収入がある人に頼まなければ審査に通らない事があるため、注意しましょう。

 

個人事業主にカーリースが向いている理由

個人事業主がカーリースを利用するための審査はハードルが高いと感じた人もいるかもしれません。
しかし、実際にはカーリースの需要は年々増えており、個人事業主の利用も徐々に増えているのは事実です。そのような事から、個人事業主の間でもカーリースのメリットを実感している人が多いと言えるでしょう。

では、個人事業主にカーリースが向いている理由はなんでしょうか。

デメリットと比べてメリットが多い

個人事業主がカーリースを利用するメリットとデメリットは以下の通りです。

個人事業主がカーリースを利用するメリット 個人事業主がカーリースを利用するデメリット
・頭金が必要なく月々定額で利用出来る
・車検やメンテナンスまでカーリース会社に任せられる
・月額料金は全て経費に出来る
・希望ナンバーを付ける事が出来る
・購入時と同様、オプション装備が可能
・基本的に中途解約が出来ない
・残価精算を支払う可能性がある
・走行距離に制限がある
・所有者が自分にはならない

このようにメリットとデメリットを比べると、メリットの方が多く感じる方は多いでしょう。

カーリースでは購入時と同じような感覚でクルマに乗ることが出来るのがメリットと言えます。オプション品を選べたり、希望のナンバーを取得することもOK。購入と違うのは、税金や保険まで月額料金の中に含まれていると言う点です。諸費用まで一括で経費計上出来るため、余計な仕訳作業が必要ありません。

また、カーリース会社の中には車検やメンテナンス費用も月額料金に含まれるプランもあります。そのため、定期的に行うメンテナンスも全てカーリース会社に任せたいと言う場合には加入をおすすめします。

一方、デメリットとしては、中途解約が出来ない事や走行距離に制限がある等がありますが、契約前に自分のクルマの使用計画をしっかり立てればクリア出来るのではないでしょうか。

 

個人事業主がカーリース会社を選ぶポイント

個人事業主がカーリースを選ぶポイントは色々ありますが、主に以下の3点に注目しましょう。

取り扱いの車種を確認する

法人と同様に、個人事業主でも利用目的に合った車種を選ぶ事が重要です。カーリースは基本的に自由に車種やカラーを選択出来ますが、事業に合わない車種を選んでしまうと後悔する事になるかもしれません。
基本的に一人で移動する事が多いのであれば、ミニバンではなく軽自動車にする等の選択をする事で、費用も安く抑える事が出来ます。

事業に合うプランを選ぶ

個人事業主の中には、クルマをフルに使いこなすと言う人もいるかもしれません。
カーリースのプランでは、利用するにあたり制限が設けられていたり、メンテナンス費用などがオプションになるといったことが多いです。

特に走行距離に制限があるカーリースでは、走行距離の上限に注意が必要です。
カーリースの走行距離は1ヶ月1,000㎞〜1,500㎞程度、1年なら10,000㎞程度で決められており、この距離を超えてしまうと超過料金を支払う事になります。

多くの個人事業主は制限内で間に合うと言われていますが、外回りが多い場合は、制限以上の距離を走る事もあるかもしれません。
そのため、走行距離の設定はよく考えてから決めるようにしましょう。

また、車検やメンテナンスの費用まで見てくれるプランに加入する事で、事業だけに専念する事が出来ます。

会社ごとの料金を比較する

日本のカーリース会社は全国で2,500社以上もあり、サービス内容も様々です。そのため、どこがいいのか迷う人も多いでしょう。

カーリースのサービス内容としては、「月々定額」「頭金不要(一部必要)」「税金・保険代が含まれる」等が共通していますが、細かい仕組みはカーリース会社によってまちまちです。
おすすめなのは、月額料金にほとんどの費用が含まれたプランです。車両本体価格の他に、自動車税・自賠責保険・車両登録費用・車検・メンテナンス等が全て含まれている事で、毎月定額で収まる他、個人事業主なら全て一括経費に出来ると言うメリットもあります。

最近のカーリース会社の殆どは公式サイトを運営しているため、自宅で複数のカーリース会社を比較する事をおすすめします。

カーリース”JOBBY”では、様々なリース会社へ一括審査をする為、複数の審査結果を確認することができます。

複数のリース会社にて一括審査をする

個人事業主におすすめなカーリース会社3社

ここでは、個人事業主におすすめしたいカーリース会社を3社紹介します。
どれも個人事業主がリースしやすいプランを用意していますので、自分に合ったカーリース会社を選びましょう。

JOBBY

JOBBYは個人から法人まで利用できるカーリース会社です。
特徴としては、用途に合わせた車種が選択しやすく、公式サイトで「車」「仕事」「趣味」の3つのジャンルから簡単に車種を選ぶ事が出来ます。

軽トラックを利用する農家の方から運送業で使うミニバンまで、多種多様のクルマが揃っており、個人事業主のあなたにも最適な一台がきっと見つかるでしょう。

JOBBY公式サイト

MOTA

MOTA(モータ)はカーリース以外に新車・中古車の販売や買取りまで行う会社です。

MOTA最大のアピールポイントは、「リース契約満了後にクルマがもらえる」ことです。事業に使うクルマは出来れば自由に乗りたいと考える人には最適なカーリース会社です。
クルマがもらえると分かっていれば、走行距離やクルマの傷も気にする必要がないため、安心して利用出来るでしょう。

多くのカーリースの主要プランは、契約満了後に返却する事を前提に残価を設定し、月々の料金を決めています。そのため、契約満了事に残価精算をする事も少なくありません。

その点、クルマがもらえるMOTAなら、そんな心配をする必要もなく、購入した感覚でクルマに乗れます。

MOTA公式サイト

定額カルモくん

定額カルモくんの特徴は最短1年から最長11年まで1年ごとに契約年数を設定でき、特に軽自動車の車種は豊富に揃っており、国内全メーカーから自由に選べます。

もちろん、それ以外の普通車も国内全メーカーから選択可能です。また、資金に余裕がないという個人事業主の方には厳選された中古車を用意しており、初めから2年の車検と1年保証が付いているから安心です。

定額カルモくん公式サイト

 

まとめ

個人事業主が事業目的でカーリースを利用する場合、法人と同様に審査も慎重に行われます。

また、個人事業主は法人向けカーリースだけでなく、個人向けカーリースも利用が可能です。引き落とし口座が個人名義だと個人向けカーリースを利用する事になります。

審査に通るには、事業が安定している事が最優先です。経営状況はもちろん、債務状況や職種等も審査の対象になります。そのため、個人事業主としてカーリースを利用する時は、事業基盤がしっかりしているか今一度確認する事が重要です。

その他ご不明点やご相談もお気軽にお問い合わせください。

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Q&A よくある質問

リース(ローン)契約中の解約は出来ますか?

下記2パターンにて中途解約が可能です。

【契約解約後…お客様買取希望の場合】
[月額リース料×残月数]+[残価(リース時)]+[事務手数料]-[未経過費用]で買取が可能です。

【契約解約後…手放し・返却の場合】
[月額リース料×残月数]+[残価(リース時)]+[事務手数料]-[未経過費用][現状車両査定価格]で手放し・返却が可能です。

他の販売店で見つけた車両でもリース(ローン)組むことは出来ますか?

当社と販売店での取引(仕入)が可能であれば、対応可能です。

中古車の場合は車両トラブルは付き物です。

リース(ローン)契約後もご安心して愛車と向き合える様、当社(JOBBY)はお客様のご贔屓にしている販売店の活用をお勧め致します。

事業用(緑ナンバー)のトラックもリース(ローン)契約可能ですか?

取扱可能です。

※ローン会社によっては、取扱条件として自家用(白ナンバー)のみの場合もございます。

またリース(ローン)契約中に自家用(白ナンバー)から営業用(緑ナンバー)への切り替えも可能です。

どんなオプションでも対応出来ますか?

単純明快に回答すると

車検に受かる範囲内の架装であれば対応可能です。

※架装代も納車前であればリースやローンに組み込む事も可能です。
※車検に受からないオプションはお受け出来ませんので、ご了承下さい。

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