【2023年版】ハイエースの納期目安!今後の納期見込みなどを解説!
1967年に登場してから現在まで絶大な人気を誇っているトヨタのハイエース。乗用車としてはもちろん、商用車としても需要の高いクルマです。
しかし、その需要の高さから、新車で注文しても納期まで1年以上かかったり予定の納期よりも遅れが出る事も珍しくありません。
そこで本記事では、2023年のハイエースの納期目安を独自に検証しました。今後ハイエースを購入予定の方はご一読ください。
【2023年版】ハイエースの納期目安
2023年7月現在のハイエースの工場出荷時期の目安は以下の通りです。
車種 | 工場出荷時期目安(2023年7月25日現在) |
ハイエース ワゴン | ご注文いただいてから5〜6ヶ月程度(仕様により納期が異なる) |
ハイエース バン | ご注文いただいてから5〜6ヶ月程度(仕様により納期が異なる) |
※引用元:トヨタ公式サイト
新型コロナの影響や昨今の半導体不足による部品調達の遅れ等もあり、「ハイエースワゴン」も「ハイエースバン」も、工場での生産に遅れが出ています。
また、上記はあくまでも工場出荷時期です。その後、全国の販売店へクルマが輸送され、オプションの装備や納車準備を整えたのちユーザーへ納車されるため、納期はさらに延びます。
これはハイエースだけでなく他の車種も同様です。これまでは新車を購入してから納車まで半年以上もかかる車種は一部の人気車種に限られていましたが、現在ではどんな車種でも納車まで半年以上かかるのは珍しくありません。
カーリース”JOBBY”では、グレードごとの概算リース料を掲載しております。
ハイエースの納期が遅れる理由
ハイエースの納期に遅れが生じている理由は主に下記の2つです。
半導体不足の長期化
世界的に半導体不足が長期化しており、その影響でハイエースに限らず全ての車種で納期が遅れているのが現状です。
2022年のデータですが、世界の半導体売上げ構成を見ると1位が通信で30%、パソコン・コンピューターが26%の2位、そして車載向けが14%を占めており、ここ数年で約2倍に増えています。
最近のクルマはハイブリットで電子制御がさらに進み、エンジン制御・カーナビ・安全装備等で1台あたり50〜100個程度の半導体が使われているため、半導体不足は今後さらに加速していく可能性があるのです。
新型コロナウイルスの影響
2020年初頭から始まったコロナ禍による影響もハイエースの納期遅れに関係しています。
コロナ禍によって自宅で勤務する「リモートワーク」が普及し、パソコンを導入する企業が大幅に増えました。そのため、全体的に半導体が不足し、クルマの製造も大幅に遅れてきたのです。
さらに、工場で働く人達のコロナ感染の拡大や自動車部品を製造している東南アジアでもコロナの影響で部品調達が遅れました。
現在は少しずつ回復しているものの、半導体の絶対数の不足と合わせて、まだまだコロナの影響は残りそうです。
今後のハイエースの納期見込み
新型コロナウイルスやロシアのウクライナ侵攻の影響で半導体だけでなく、様々なパーツの供給が滞っている状態です。そのため、ハイエースを含め全てのクルマの納期が遅れています。
例えば大手ディーラーのハイブリッド車の場合、納期に1年以上、売れ筋のミニバンも「納期はご相談ください」と記されているだけです。前述したように、ハイエースは工場出荷時期が5〜6ヶ月かかるという事で、納車までにはプラス1ヶ月ほどかかるかもしれません。
各メーカーともに、以前よりは納期の短縮は見込めるとはいうものの、具体的な納期は分からないのが本音でしょう。
これまで発注した分もまだ全部の納車が済んでいないため、これから購入を検討している人は、ある程度の納期を覚悟する必要があるでしょう。
ハイエースの納期を早める方法
では、人気の車種で納期に時間がかかるハイエースを出来るだけ早く手にいれる方法はないのでしょうか。
結論から言うと、大幅な納期短縮は出来ないかもしれませんが、購入の仕方によっては、ある程度の納期短縮は可能です。
ここでは、ハイエースの納期を出来るだけ早める方法を5つ紹介します。
複数のディーラーや販売店に問い合わせをする
複数のディーラーや販売店に問い合わせる事も一つの方法です。
ハイエースは2020年5月からトヨタの販売店ならどこでも購入が可能になりました。そのため、あなたが住んでいる地域のトヨタの販売店舗へ問い合わせてみるのもいいでしょう。なぜなら、同じトヨタの販売店でも納期にバラつきがあるからです。また、同じハイエースでも選ぶグレードによって納期も変わるため、多くの販売店に問い合わせる事は有効な手段になります。
販売店の中にはハイエースの在庫を確保している場合もあるため、グレードや装備にこだわりがなければ、直ぐに納車が出来るかもしれません。
キャンセル待ちをチェックする
確率は低いですが、キャンセル待ちでハイエースをゲットするのもアリです。キャンセル待ちが出た時点で担当者から連絡がもらえるように事前にその旨を伝えておきましょう。
但し注意したいのが、キャンセル待ちのハイエースが必ずしも自分が希望するカラーやグレード、装備を備えていない可能性が高いということです。
ハイエースのオーナーは、クルマにこだわりを持った人も多いため、グレードやカラーに納得がいかないと購入を躊躇する事もあるでしょう。
そのため、個人用ではなく仕事として使う商用車ならおすすめな方法です。
人気のグレードやカラーにする
ハイエースには様々なグレード・カラー・装備がありますが、人気があるグレードやカラーを購入する事も納期が早まる可能性があります。
「人気があるグレードは逆に納期が遅くなるのでは?」と思うかもしれません。確かに人気グレードは納期が遅れる可能性もありますが、大量生産する事が多いため、前述したキャンセル待ちが期待出来るのです。
もしかしたら、自分が望んでいるグレードがキャンセル待ちでゲット出来るかもしれません。
こちらでは、JOBBYセールスマンが選ぶリース車として人気の車種・グレードをご紹介しております。
オプションはなるべくつけない
オプションを付けすぎないという事も納期短縮に繋がります。
新車を購入する時にオプションを付ける事がありますが、オプションは工場から出荷後に販売店で装備されるため、オプションが多ければ多いほど納期に遅れが出る可能性があるのです。
オプションは必要最小限にするか、工場で装備出来るものだけにする事で、ハイエースの納期を短縮する事が期待出来ます。
新古車や中古車を選ぶ
ハイエースのカラーやグレードにこだわりが無ければ、新古車や中古車を選ぶという方法もあります。
新古車とは「未使用車」とも言われ、販売店が目標販売台数に達しない場合に自社で買い上げたクルマのことです。区分は中古車になりますが、状態は新車とほぼ変わりません。販売店の展示車も新古車なので、それを狙うのもいいでしょう。
新古車は新車と比べて価格も安く抑えられる場合が多いため、お得なハイエースに巡り会える事も有り得ます。
一方、ハイエースの中古車は数多く出回っており、グレードやカラー、燃料区分(ガソリン・軽油)など、選択肢も幅広いです。
ハイエースのオーナーはクルマを大事に扱う傾向があるため、中古車でも上質なハイエースが見つかる可能性が高いと言えます。
最近では中古車専用のカー雑誌も充実しているため、欲しいハイエースを全国から探す事も可能です。
カーリース”JOBBY”では、商用車・乗用車を中心に車両全般を新車、中古車問わずリース案内可能です。
ハイエースの納期が遅れる場合の対処法
ハイエースの納期短縮は難しいようですが、それでもなるべく早くハイエースを手に入れたい人もいるでしょう。
そこで、ハイエースの納期が遅れた場合の対処法を3つ紹介しましょう。
納期が短い車種を選ぶ
「本当はハイエースが欲しいんだけど、そんなにハイエースの納期が遅れるなら、別の車種でもいい」という人もいるかもしれません。そんな人には、人気は無いけど納期が短い車種を選ぶ事もおすすめです。
人気がないという事は需要が少ない車種という事です。そんな車種は在庫が多い事も考えられるため、納期が早くなる可能性があります。また、もしかしたら、ハイエースでも比較的人気のないグレード(カラーや装備無しなど)が見つかるかもしれません。
ただし、ハイエースが欲しいユーザーがそもそも他の車種を選択する事はあまりないかもしれませんが、どうしても早急にクルマを乗り換える必要があると言う場合の際の手段の一つとして考えてください。
同じ形状で、比較的納期が短いニッサン・キャラバンの概算リース料も掲載中です。
中古車を購入する
販売店から言われたハイエースの納期に対し、どうしても納得いかない場合には、中古車を購入する事も一つの方法です。
中古車のメリットとしては、自分が欲しいクルマがその場で見る事が出来るという事で、気に入れば即契約して2〜3週間で納車することも可能です。
また、同じ中古車といっても新車と変わりない新古車もおすすめです。展示車として利用されている事もありますが、それが気にならないなら、検討してもいいのではないでしょうか。
カーリースを利用する
クルマは購入だけが選択肢ではありません。最近はカーリースを利用する人も増えています。
カーリースの特徴は初期費用が必要なく月々定額でクルマに乗れると言う事。税金や自賠責保険もこの月額料金に含まれているため、購入するよりお得な費用でハイエースに乗れるかもしれません。
また、カーリースとはいえ、新車と同様にオプションを付ける事も可能です。メンテナンスフリープランに加入すれば車検や定期点検までリース会社に任せられるため、あなたはクルマに乗る事に集中出来ます。
今では様々なカーリース会社がありますので、公式サイトをチェックしてみるのをおすすめします。
カーリース”JOBBY”では、確立した各提携リース会社への一括審査と、強固な仕入販売ルートにより、お客様の無駄な時間を省いた最適なご案内をいたします。
まとめ
ハイエースは乗用車でも商用車でも大変人気のある車種です。以前から納期に時間がかかるクルマでしたが、昨今の半導体不足等の影響で納期がさらに遅れています。
また、現在では中古車も手に入りにくい状況になっており、ハイエース自体が品薄状態です。
そんな理由から、ハイエースを諦める人もいるかもしれません。しかし、ハイエースに限らず全ての車種で納期遅れが起こっているため、今はひたすら納期を待つしかないようです。
どうしてもハイエースに乗りたい人は、新古車(展示車)を狙うか、グレードやカラーを妥協すれば比較的納期が早く手に入るかもしれません。
また、ハイエースの納期まで1年以上かかるなら、一時的にカーリースを利用するのもおすすめです。カーリースなら年単位での契約が可能で、費用も月々定額で安心。「これならハイエースじゃなくてもいいかな・・・」となるかもしれません。
その他ご不明点やご相談もお気軽にご連絡ください。