ハイエースとキャラバンの特徴や違いを徹底比較!乗り心地や中古車情報など

ハイエース キャラバン 特徴 違い

商用車の代表格といえばトヨタのハイエースと日産キャラバン(NVキャラバン)を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

トヨタのハイエースと日産キャラバンは大容量の荷室を備えているため、商用車としては建設業や運送業で利用者が多く、一般車としてはキャンプ等のアウトドアに最適な車です。

また、どちらも中古車としてのニーズやリセールが高いため、なかなか手に入らないと感じる人もいるかもしれません。

そこで今回は、人気車ハイエースとキャラバンの特徴と違いを徹底比較し、合わせて、2023年の中古車の入手情報等も紹介します。

 

ハイエースとキャラバンの違い

ハイエースとキャラバンはミニバンのライバルとして比較されることが多く、ユーザーとしてはどちらがいいのか迷う人もいるでしょう。

そこでここでは、ハイエースとキャラバンの違いを以下の5つの項目で比較してみました。順に解説します。

荷室の広さ

商用車としての利用が多い両車ですが、そのうえで荷室の広さは重要視されるところでしょう。

ここでは、ハイエースとキャラバンの荷室の広さを比較してみました。

▼ハイエースとキャラバンの荷室

ハイエース(スーパーGL 2WD ディーゼル) キャラバン(DX 2WDディーゼルターボ)
・荷室長:3,000㎜
・荷室幅:1,520㎜
・荷室高:1,320㎜
・荷室長:3,050㎜
・荷室幅:1,520㎜
・荷室高:1,325㎜

両車を比較すると、荷室長で50㎜、荷室高で5㎜キャラバンが広いことが分かります。

エンジン性能・燃費

ハイエースやキャラバンのようなミニバンは車体が大きいことから燃費が悪いのがデメリットといえるでしょう。また、燃費に影響を与えるエンジン性能にも注目したいところです。

▼ハイエースバンのエンジン性能・燃費

ガソリン車 ディーゼル車
・エンジン形式:直列4気筒
・使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
・総排気量:1,998cc
・最高出力:100kw/5,000rpm
・燃費:9.2㎞/L
・エンジン形式:直列4気筒
・使用燃料:軽油
・総排気量:2,754cc
・最高出力:111kw/3,600rpm
・燃費:12.4㎞/L

 

▼キャラバンのエンジン性能・燃費

ガソリン車 ディーゼル車
・エンジン形式:直列4気筒
・使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
・総排気量:1,998cc
・最高出力:96kw/5,600rpm
・燃費:8.5㎞/L
・エンジン形式:直列4気筒
・使用燃料:軽油
・総排気量:2,439cc
・最高出力:97kw/3,250rpm
・燃費:11.3㎞/L

※車種はいずれもエントリーモデル。燃費はWLTCモード

エンジン形式はどちらも同じ直列4気筒ですが、ディーゼル車を見ると、総排気量・最高出力・燃費でハイエースが上回っています。そのため、商用車ならハイエースが若干有利といえるでしょう。また、ガソリン車でも総排気量と燃費でハイエースが有利です。

このようなことから、エンジン性能と燃費面ではハイエースに軍配が上がりました。

シートアレンジ

ミニバンにとってシートアレンジは需要です。大人数乗れたり大きな荷物が積めるとバリエーションが広がります。

例えばハイエースのスーパーGLの場合、運転席と助手席の間を歩けるウォークスルーが可能で、運転席が開けられない場合には後部から降りることが出来るので便利です。さらに運転席から後部座席までシートが全てフラットになるため、仮眠を取ることも出来ます。

一方、キャラバンも多彩なシートアレンジが可能です。特に商用車として利用する人には嬉しいアレンジになっており、後部座席の片方だけを倒せば脚立や長尺物を積むことが出来ます。また、後部座席を全て倒すと3m程度あるサーフボードだって積むことも可能です。組み立て式ベッドを設置して車中泊に対応した車にカスタマイズするのもいいでしょう。

操作性

車の操作性は小回りが効くかどうかで決まってきます。狭い路地でも曲がりやすい、縦列駐車がしやすい等の車は操作性がいいといえますが、これは車の最小回転半径が関係しています。ハイエースの最小回転半径は5.0m〜6.1mで、キャラバンは5.2m〜5.9mです。

一般的には最小回転半径が5.0m以下だと小回りが効く車といえますが、ハイエースやキャラバンのようなミニバンクラスになると最小回転半径が5.0mを超えるのが普通です。そのため、操作性では他の車種と比べると悪いといえるでしょう。

安全装備

最近のミニバンは安全性能が充実しており、事故を未然に防止しやすくなっています。

ハイエースは、「Toyota Safety Sense」という安全装備で突然歩行者が飛び出してもブレーキを作動させ衝突をサポートしたり、車線をはみ出すと警報を鳴らしたりと事故を防止出来ます。

キャラバンは、アクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐアシスト機能や、ナビ画面で上空から見下ろすような映像を見ながら駐車することが出来ます。また、ハイエースと同じように車線逸脱防止機能も付いているので、走行中の事故も未然に防ぐことが可能です。

JOBBYでは【ハイエースバン】と【キャラバン】をおススメ車両としてご案内しております。

ハイエースバンのグレード一覧はこちら

キャラバンのグレード一覧はこちら

ハイエースとキャラバンのサイズ

ハイエースとキャラバンは商用車としては2強といわれており、車体のサイズもほぼ同じです。そのため、どちらを購入するか迷う人もいるのではないでしょうか。

ここでは、ハイエースバンとキャラバンの車体を比較してみましょう。

ハイエース

車体サイズ ・全長:4,695㎜
・全幅:1,695㎜
・全高:1,980㎜
荷室サイズ ・全長:1,855㎜〜3,000㎜
・全幅:1,520㎜
・全高:1,320㎜
最低地上高 195㎜
乗車定員 2〜5名
車両重量 1,770㎏〜2,040㎏
最大積載量 850㎏〜1,000㎏
燃費(WLTC市街地モード) 6.5/L〜9.6/L

キャラバン

車体サイズ ・全長:4,695㎜
・全幅:1,695㎜
・全高:1,990㎜
荷室サイズ ・全長:3,050㎜
・全幅:1,520㎜
・全高:1,325㎜
最低地上高 160㎜〜170㎜
乗車定員 3〜6名
車両重量 1,720㎏〜1,940㎏
最大積載量 750㎏〜1,250㎏
燃費(WLTC市街地モード) 6.4/L〜11.3/L

サイズに大きな差はない

上記のように、ハイエースとキャラバンは車体と荷室のサイズに大きな差はありません。あとは、シートアレンジ・外観・メーカーで好みを選ぶことになります。

人気だけで見るとハイエースですが、キャラバンも根強いユーザーはいるため、ディーラーや中古車店で実車を見比べてもいいかもしれません。

 

ハイエースとキャラバンの価格

サイズに大きな違いはないハイエースとキャラバンですが、車両本体価格はどうでしょうか。

ここでは、ハイエースとキャラバンの価格を見てみましょう。

ハイエース キャラバン
商用車(バン) 2,392,100円〜3,755,500円 2,526,700円〜5,958,700円
乗用車(ワゴン) 2,903,600円〜4,039,100円 3,209,800円〜4,237,200円
マイクロバス 3,894,000円

上記のように、価格面ではバン・ワゴンともにハイエースが安価ということが分かります。しかし、両車ともさまざまなグレードがあるため、価格だけで購入を決めることはしない方がいいでしょう。

燃料(ディーゼルかガソリンか)・内装・安全装備・シートアレンジ等を総合的に判断して購入することをおすすめします。

JOBBYでは【ハイエースバン】と【キャラバン】のリース料金を詳細までご案内しております。

ハイエースバンのリース料一覧はこちら

キャラバンのリース料一覧はこちら

 

ハイエースとキャラバンの乗り心地

ハイエースとキャラバンの乗り心地はどうでしょうか。

ハイエースの運転席と助手席はゆったりした足元とホールド性が高いシートで運転時の疲労を軽減してくれます。但し、シートは少し硬め。人によっては乗り心地が悪いと感じるかもしれません。

シート機能としては、ウォークスルーの採用により運転席から後部座席への移動が可能で、狭い駐車場で運転席から乗り降りが難しい場合には重宝します。

一方、キャラバンも運転席はゆったりしており、圧迫感はありません。また、プレミアムGXのシートには背もたれパットが採用されているため、長時間の運転でも疲れにくくなっています。しかし、後部座席にヘッドレストがないグレードもあるため、購入時は注意が必要です。

ハイエースは乗用と商用どちらのニーズもあるため、乗り心地を重視するなら乗用一択になるでしょう。一方、キャラバンはどちらかというと商用車として購入する人が多いため、そこまで乗り心地は重視しないという人におすすめです。

ミニバンで乗り心地を重視するなら、トヨタのアルファードや日産のエルグランドを選択する方がいいかもしれません。

 

ハイエースとキャラバンの中古車の現状

昨今の半導体不足の影響で、ハイエースもキャラバンも新車で購入すると納期まで時間がかかるということが各メーカーの公式サイトに掲載されています。そのため、新車をあきらめ中古車を検討する人もいるのではないでしょうか。

しかし中古車とはいえ、人気のある両車ですから、グレードによっては手に入りにくいことも考えられます。また、中古車市場は日々変化するため、店舗まで足を運んでチェックすることは、忙しい人には手間と時間がかかり大変です。

そこでおすすめなのが、さまざまな中古車サイトを検索することです。例えば、「グーネット」や「カーセンサー」等の大手中古車サイトなら、全国からハイエースやキャラバンの在庫をチェック出来ます。

また、中古車を購入する以外にもカーリースを利用するのもおすすめです。例えば、カーリースのJOBBYなら、ハイエースバンなら月々26,400円から、キャラバンなら月々37,400円から新車に乗ることが出来ます。

カーリースJOBBYなら、最新のハイエースやキャラバンが月額料金だけで乗れるためお得です。また、「安心整備つきプラン」なら、車に関する費用は全て月額料金に含まれるため、他に費用を支払う必要がありません。

カーリースJOBBYでは、出来るだけ早期の納車を実現するため、担当者があらゆる市場より最新の情報から車を探しています。もちろん、希望なら中古車でも入手が可能です。

カーリースJOBBY公式サイト:https://carlease-jobby.com/

JOBBYでは納期をお急ぎの方の為、新古車や中古車のご案内も対応しております。

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まとめ

今回は、ハイエースとキャラバンの特徴や違いを中心に解説してきました。

ハイエースとキャラバンは商用車として2強といわれていますが、荷室の大きさやエンジン性能に大きな違いはありません。

どちらを選ぶかは車のデザインや使い勝手で判断するかと思いますが、シートアレンジでいうとキャラバンが有利でしょう。長尺物をラクラク積むことが出来るため、商用車としてはキャラバンがおすすめです。

ハイエースは安定したトヨタブランドの人気度が高く納車に時間がかかりますが、中古車サイトやカーリースを利用して、納期を短縮することも可能です。

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